概要
『8年越しの花嫁』は、中原尚志・麻衣夫妻の共著によるノンフィクションエッセイ。正式タイトルは「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」。
2015年7月1日に主婦の友社より発売された。
2017年に『8年越しの花嫁 奇跡の実話』というタイトルで映画化。土屋太鳳と佐藤健がW主演を務めた。
主題歌はbacknumberの『瞬き』。監督は『64-ロクヨン-』の瀬々敬久、脚本はNHK連続テレビ小説『ひよっこ』を手がけた岡田惠和。
登場人物
- 中原尚志(演:佐藤健)
主人公。麻衣と結婚したが、麻衣が「抗NMDA受容体脳炎」を発症し意識不明の重体となる。麻衣の両親からは「尚志さんの人生を犠牲にしたくないから、もう麻衣のそばにいなくてもいい。」「他に別の女性を見つけてくれてもいい。」と言われるが、彼女が目覚めるのを信じて待ち続けた。
彼女が目覚めた後、彼女は自身の記憶だけが抜け落ちており忘れ去られるという試練にぶつかるが、彼女に思い出してもらうまで彼女の傍に居続けた。
- 中原麻衣(演:土屋太鳳)
もう一人の主人公。尚志と結婚したが、「抗NMDA受容体脳炎」を発症し意識不明の重体となる。
数年後に何とか意識を取り戻すが、家族の記憶は思い出せても尚志の記憶だけはなかなか思い出せずにいた。