概要
1932年創業のピンボールメーカー「シカゴコイン社」が1977年に財政難により倒産。その際に、ウィリアムス社の経営陣であったサム・スターンに資産を売却。
その資産を以ってサムとその息子ゲイリー・スターンによって創業されたのが「スターン・エレクトロニクス社」である。
スターン社は更に、1979年に破産した「ゼーブルク社」のジュークボックスの製造資産を買収しジュークボックスの開発もスタートさせる。
1980年にはビデオゲーム販売にも参入し、初期はコナミのゲームを販売した。しかし、1985年に業界より撤退。更に翌1986年にスターン社自体が解散に至った。
※ビデオゲームの版権の殆どは2023年に「Atari Corp.」が取得している。
同年、データイーストがピンボールのアメリカ法人「データイースト・ピンボール社」を設立。その際に、ゲイリー・スターンがそのゼネラルマネージャーに就任する。
1994年、データイーストは「データイースト・ピンボール社」をセガのアメリカ法人に売却。しかし、セガも同年にピンボール業界より撤退。その折にその株式をゲイリー・スターンが購入し、「スターン・ピンボール社」が創業され現在に至る。
主な販売ビデオゲーム
販売年 | 名前 | 備考 |
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1980年 | アストロインベーダー | コナミ「カミカゼ」のライセンス販売 |
Berzerk | ||
ジ・エンド | コナミのゲームのライセンス販売 | |
1981年 | スクランブル | コナミのゲームのライセンス販売 |
スーパーコブラ | コナミのゲームのライセンス販売 | |
Moon War | ||
Turtles | コナミ「ターピン」のライセンス販売 | |
ストラテジーX | コナミのゲームのライセンス販売 | |
ジャングラー | コナミのゲームのライセンス販売 | |
アミダー | コナミのゲームのライセンス販売 | |
Armored Car | ||
1982年 | フレンジー | |
タズマニア | ||
ツタンカーム | コナミのゲームのライセンス販売 | |
プーヤン | コナミのゲームのライセンス販売 | |
ポップフレーマー | ジャレコのゲームのライセンス販売 | |
ダークプラネット | ||
バッグマン | 日本ではタイトーが販売 | |
レスキュー | ||
カリプソ | 販売はTAGO社 | |
アントイーター | 販売はTAGO社 | |
メーザーブレイザー | ||
Lost Tomb | ||
1983年 | スタージャッカー | セガのゲームのライセンス販売 |
マインフィールド | ||
クリフハンガー | LDゲーム。日本ではタイトーが販売 | |
1984年 | グレートガンズ | |
Goal to Go | LDゲーム | |
スーパーバッグマン |