概要
大きく手足を開き、画面左側あるいはカメラ方向へ銃を向けた見得切りポーズのこと。
「機動戦士ガンダムSEED」タイトルバックに用いられたポーズであり、その後もガンダム関連の立体物で多用されたことからこう呼ばれている。
ガンダムSEEDではエールストライクガンダムがOPでこのポーズをとっていたため、その印象が強い人も多いと思われる。
厳密に言うと前期OPでは画面左上に向かってビームライフルを構え、シールドを持つ腕は脇を締めて引いている。
ストライクガンダムと同じくビームライフルとシールドを装備したMSなら同じ様にこのポーズを決めることができ、武器のパースを効かせつつヒロイックでかっこいいイメージを見る人に与えることができる、言わば銃版勇者パースとも言える。
なおポーズを決める前に、大きく銃を振り上げる予備動作があるとなおそれっぽい。
(ガンダムSEEDのOPでストライクガンダムがそういう動きをしているため+振り上げた瞬間にカメラを被写体に近づけ一気に引くことで迫力が出るため)
また、足が接地していないため、空中でなければとれないようなポーズでもある。
代わりに足の接地を気にせず足を広げることで「宙に浮いている」感を出すことができ、宇宙空間や空中などでは逆に自然なポーズとして成立させることができる。
現在では「カメラに向かって銃口を向ける」という似た構図のものがガンプラのパッケージや、ゲームの勝利ポーズ、決めポーズなどで使われている。VSシリーズではエールストライクガンダムで勝利するとOPの再現としてこの決めポーズを見せてくれる。
映像作品ではSEED以外ではあまり見られないポーズであるが、逆にガンダムビルドシリーズでは原典問わず様々なガンプラ達がこのポーズを取っている描写が目立つ。
ガンプラにおいては、2024年公開の「機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM」のメイン機体ライジングフリーダムガンダムやイモータルジャスティスガンダムを筆頭に登場機体のHGに首・肩・胴を中心に広い稼働枠を設けた『SEEDアクションシステム』という種ポーズを完全意識したような機構が取り入れられている。