天鬼(忍たま)
てんき
概要
小説版落第忍者乱太郎 及び 劇場版忍たま乱太郎『ドクタケ忍者隊最強の軍師』の登場人物で、ドクタケ城ドクタケ忍者隊の軍師。
白い忍び装束を身につけた同じく白い頭巾の下に鼻と口を隠す白い覆面を垂らした男で、目は涼やかで冷酷にして虚無。
冷え冷えとした抑揚のない、なんの感情も持ち合わせていない声をしている。
白い覆面の素顔(ネタバレ注意)
※以下、『ドクタケ忍者隊最強の軍師』の中盤以降のネタバレ注意!!
タソガレドキ忍者・諸泉尊奈門との果し合いの際、土井が崖下の川に転落したことで記憶喪失になり、倒れている土井を八方斎が忍術学園への人質目的で捕らえる。
そして、彼の記憶喪失のことを知った八方斎の策略によって「正義のドクタケ・悪の忍術学園」と信じ込まされたことで過去の人格が「天鬼」として出てきてしまい、ドクタケ側の軍師になってしまっていたというのが真相である。
(ちなみに、尊奈門が「土井を討ち取った」ことを仲間にも話していたようで、忍術学園に真相確認のためにやってきた雑渡昆奈門が、山田先生達が土井の捜索活動を行っている間に臨時講師を務めるという異例も起きている。)
捜索活動の末、情報をもとにドクタケ城に潜入した忍術学園一行および利吉。
そして、近々戦が行われることを知ってアルバイトをしようとしたきり丸をはじめとした一年は組の三人組が戦場になるであろう土地にやってくるが、途中でドクタケ忍者に捕まってしまい、軍師「天鬼」を名乗る土井と再会する。
最初は、土井の記憶が蘇らないように三人組を始末するよう指示した八方斎に従おうとするが、途中でしんべヱが「袋返しの術」を「手のひら返しの術」と言い間違えたことをきっかけにいつもの授業風景のようなやり取りが繰り広げられ、胃痛が起きる。
しかし、この胃痛をきっかけに記憶を取り戻し、八方斎を油断させるために始末するふりをして、三人を縛っていた縄を刀で切った。
その後は、自身が蒔いた戦の種を何とかして学園に帰還した。