曖昧さ回避
- ギリシャ神話に登場する女神。主神ゼウスの歴代の妻で、女神アテナの実母。
- ペルソナ3の登場人物。本項で説明
- クイズマジックアカデミーの登場人物。識神メティス 登場は今のところ「ロストファンタリウム」のみ。
概要
CV:斎藤千和
ペルソナ3の追加ディスク『ペルソナ3FES-EpisodeAegis』に登場する追加キャラクター。
アイギスと同じ機械の乙女である。
人物
赤い目と黒いボディをした、アイギスを反転させたような見た目をしている。
頭のバイザーが蝶のような形状をしている他、蝶をモチーフにしたパーツが多く見られる。
手には黄金色の槌を持っている。
『アイギスの妹』と自称していて、アイギスを「姉さん」と呼ぶ。
子どもっぽく寂しがりで、1人で置いて行かれる事を極度に嫌がる。
ときおり、「なるほどなー」とどこかで聞いた口癖をする。
当人曰く、アイギスと同じくパピヨンハート搭載機であり、より性能が上のオルギアを搭載しているらしい。
また動物と喋る能力を持っているようで、コロマルと意思疎通が出来る。
特殊な立ち位置故にペルソナ3系のペルソナでは客演作品に恵まれないが、ラブライブ!とのコラボでは高海千歌の衣装のモチーフとして取り上げられた。
性能
基本性能は荒垣真次郎そのもの。
通常攻撃は鎚による打撃で、弱点を一切持たないが通常攻撃をよく避けられてすっ転ぶ。
スキル面では物理メインの荒垣と違い、疾風、氷結、物理、毒と、多彩なスキルを習得する。
またアイギス同様にオルギアモードも搭載しているが、
- 打撃オンリーのアイギスとは違い斬打貫と多様なスキルを使える
- 発動時はSP・MPコストが0になる
...と、当人の言に違わずゲーム的な性能は遥かに上。
リスクとリターンがあまりにも見合っておらず半ばネタだったアイギスのオルギアとは異なり、雑魚戦での節約のほかボス戦での追い込みにも使える。
ペルソナ
專用ペルソナはプシュケイ。アルカナ属性は「法王」。
ギリシャ神話におけるゼウスの最初の妻であり、アテナの母である女神プシュケーが元ネタであり、蝶に結びつけられる事から頭部には蝶の意匠がある。
なお、プシュケはサイコの語源なのだが、登場作にはサイが存在しないためにサイ系の魔法は使えない。
ネタバレ注意
アイギスの妹を自称しているが、その正体はアイギスの半身。
ペルソナ3本編終了後、「命の封印」のためにこの世を去った主人公に会いたいがあまり崩壊し掛けた自我を維持する為に切り捨てられた精神の一部である。
ペルソナ4・5におけるシャドウに相当し、「アイギスのシャドウ」とでも呼ぶべき存在である。
その姿は寮の地下に隠されていたアイギスの同型機(未完成廃棄体)を元に形成されている。
メティスが「オルギアモード」「動物との会話能力」「一部の口癖」等を引き継ぐ形で分離したため、メティスが居る間、アイギスはこれらの能力・性質を喪失している。
当人も物語が終盤に差し掛かるまで自分の正体には気付いておらず、本当にアイギスの後継機だと思い込んでいた。
最終的にはアイギスの心を後押しして融合を果たすが、メティスとしての人格そのものはイゴールと共に意識と無意識の狭間へと旅立ち、消滅はしていない。
余談
メティスのCVを担当した斎藤千和氏は、ドラマCDにおいてアイギスの人格モデルとなった少女を演じている。これも「メティス=アイギスの側面」という暗示なのかもしれない。