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ロイズ保険組合の編集履歴

2024-03-11 09:40:43 バージョン

ロイズ保険組合

ろいずほけんくみあい

ロンドンにある保険市場

概要

英国のロンドンの個人保険業者の集団。

17世紀末、海上保険引受人たちのたまり場であったコーヒー店の名に由来する。


漫画やアニメなどの創作作品では、その発祥の特殊さや組織性の神秘さから、特別な保険調査員を派遣する秘密結社めいて描かれることが多い。


なお、日本とは縁が無いように思えるが日本にもロイズの代理店が存在する


ロイズの仕組み

ロイズは日本の保険会社とは仕組みが根本的に異なる。


簡単に言えばロイズは保険を掛ける側と保険を受ける側を仲介する存在と言える。


ロイズでは「メンバー」と呼ばれる会員がそれぞれ資金を提供し、保険金の受取りや支払いも個別で行われる。

つまりロイズとは文字通り、個々の業者達の集団なのである。


メンバーは基本的に自身の請け負う保険に合わせ「シンジケート」と呼ばれる集団を作っており、メンバーはシンジケートに出資している金額の割合に応じて支払われた保険料の一部を受け取り、保険金支払い責任を負う。

これにより保険金の収支を分割することで多額の支払いにも対応が可能となっている。

勿論シンジケートへの出資額が多ければ儲けも大きいが、同時に多額の保険金支払いのリスクを負うことになる。


まずロイズに保険をかける話が持ち込まれると「ブローカー」という仲介役が各メンバーとの交渉を行う。

ブローカーは保険をかける側の代理人であり、逆にシンジケート側の代理人は「アンダーライター」と呼ばれる。

アンダーライターは保険取引の専門家であり、これにより保険を請け負う側であるメンバーが保険の知識が無くても運営が可能となっている。


そう、ロイズでは保険者と保険契約者が直接に取引をすることはない。


あくまでも契約の話を進めるのはブローカーとアンダーライターであり、その仲介の場を設けているのがロイズなのだ。まさに保険の市場と言える存在である。


ロイズが登場する創作作品

ロイズをモデルとした組織が登場する創作作品


関連タグ

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