概要
1931年2月8日インディアナ州マリオン生まれ。現在も永遠のハリウッドスターとして崇められ没後60年以上たった今も世界中の映画ファンから愛される青春スターである。
経歴
9歳で母親を病気で亡くし父親の姉夫婦の下で育てられる。その際学校では絵画やバスケットボールなどに取り組んで才能を発揮し、16歳になった時に伯母夫婦からバイクをプレゼントされガンガン飛ばしまくるなどして「ワン・スピード・ディーン」のあだ名をつけられるなど学校中でも人気者であった。
18歳になると演劇の才能もプロに認められ始め本格的に役者としての道を志し始める様になり、新人時代はいくつかのテレビ番組に出演しその際に『底抜け艦隊』などの映画作品にエキストラ出演を重ね続け1955年に『エデンの東』の主役に抜擢されて評価されるようになる。さらに同年に『理由なき反抗』『ジャイアンツ』と言った作品にて主役を演じて好評をますます博していた最中、愛車のポルシェ550を乗り回して趣味のカーレースに向かうために車をやたら飛ばしていた際に横からはみ出してきた若い学生の車と衝突、学生は軽傷で済んだもののディーン本人は首を含めた全身の骨を複雑骨折と内臓損傷などを起こして即死してしまった。享年24歳。
その他
チャールズ・チャップリン、マリリン・モンロー、エルヴィス・プレスリー、オードリー・ヘップバーンと言った他のハリウッドスターと並ぶほど小学校高学年になれば顔と名前も教わるであろうなくらい日本でもあまりにも有名であり、米国のみならず日本でもメーカーを介してフィギュアが公式に販売されるなどポピュラーな人気は健在である。だだし、スマホやYouTubeなど、デジタル化が進んでいる現在、本や映画やDVDを見ない子供や若者も多い影響ゆえに最近は少々知名度も低下しており、是非そこのお若い中高生なんかの学生にインパクトを覚えてもらいたいが為彼らの作品を手にとって見てみてくれないものか…。
関連タグ
Lee(ディーン本人が身に着けていたジーンズのメーカーであり、そのライダース１０１をディーン本人が愛用していた)
赤木圭一郎（公道と撮影所の違いはあれど、かなりよく似た死に様故に「日本のジェームズ・ディーン」と言われることがある）
ナタリー・ウッド『理由なき反抗』で共演。空き家で抱擁を交わすシーンが有名。43歳の時、撮影中の事故で急死。
サル・ミネオ↑の映画で共演。ディーンが演技を指導した。難がありながら活躍が期待されていた37歳の時、暴漢に刺殺された。
デニス・ホッパー『理由なき反抗』及び『ジャイアンツ』で共演。親友となった。
初代ウルトラマン：「著しく腰を落とした猫背」という独特のファイティングポーズは、スーツアクターの古谷敏氏が少年時代に見た『理由なき反抗』でのディーンの「ナイフを持った決闘シーンで見せた前傾姿勢」を参考にしたものである。
ジェラール・フィリップ［フランスのジェームズ・ディーン］と呼ばれているフランスの俳優。彼も36歳とディーンよりおじ様じみた歳ながらその若さで亡くなるなど早逝している事も共通している。
