概要
てらごやてぇそ。氏がニコニコ動画へ投稿した『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』の二次創作チートバグ動画「―パッショーネ24時―」から生まれたワード。
初出は2018年4月に投稿された「―パッショーネ24時―の5」におけるプロシュート戦より。
の5などで、完全に髪がなくなってしまったブチャラティ及びその現象の呼び名。
こうなる際決まったBGM(通称:シンプルな丸刈りのテーマ)が流れる。
各回での丸刈り
の5
お前ごときに『両方』塩らなくっちゃあならないってのが
『帰部』の辛い所だな… (『ザ・グレイトフル・デッドッ』!)
♪~(ブチャラティが禿げる)
「シンプルな丸刈り」
ブチャラティの髪色がバグの影響で黒色から、赤、黄色を経て肌色で処理されてしまい、まるで彼が禿げているかのように見えてしまう。スキンヘッドとも言えるが。
ジョルノが「シンプルな丸刈り」とセリフを添えたことで、彼の髪色バグは「ハゲラティ」「シンプルな丸刈り」と視聴者の間で呼ばれるようになった。
さらに氷を手にする、ザ・グレイトフル・トコトコトンの攻撃を受けるなどすると頭皮(もしくは毛)が変色する。アニメOP「Fighting Gold」の映像でその場面に酷似したシーンが出たことで話題に。
の7
一度ボスに敗れた後、ピンク色の巨大な頭に真っ赤な足の付いた、某ピンクだまの様な姿に変身(?)していた。
その姿から「星のブチャラティ」「ブチャラビィ」、無駄ッ無駄のスタンド名に由来して「ムーディー・ポポポ」などといった愛称で呼ばれることも。
ボスのスタンドが巨大な手の形だった事からスマブラを思い起こす人もいるようだ。
ボスにカツラをぶっ飛ばされた際はハゲ頭が光り輝くあまりステージまで白く染まり、千ヨコも「しろいゾォ〜」と驚いていた。
その直後、ブチャラティの全身も真っ白になり、白い背景とシンプルな丸刈りのテーマのままボスと戦うことになった(この間エンディングの会話がスローで流れるのだが、「ボスの『キング・クリムゾン』をついにッ!倒した!」と思い込んでいたブチャラティの幻聴だろうか)。
組織を裏切る際はピエロのような赤いカツラ(右ぼ)を被っていたが、風に飛ばされ、シンプルな丸刈りが丸見えになってしまう(鼻にも付けていたがいつの間にか消えた)。
その瞬間を初めて目撃したジョルノ以外のチームメンバー達は驚きのあまり変顔を晒し、
肉ランチャ「何だ てめーッ!!」
アバッキ肉「このまま テメーを ブチのめすだけだッ!」
ミス肉「おめーは ギャングか?」
ポルポのス「僕には勝てないッ!」
と罵倒した。しかし直後に
ジョルノ「大丈夫ですか? ブチャラティ…」
と、ジョルノが(首ごと)髪型を貸してあげると、
「「「ブチャラティ!」」」
と、(ポルポのスを除く)一同はブチャラティの名を叫んだ。
ところが、カメラが切り替わるとその髪型が浮いたまま外れており、
ジョルノ「なにッ!?」
肉ランチャ「じゃまだコラァ——ッ!」
アバッキ肉「このチンピラが オレを ナメてんのかッ!」
ミス肉「ヘイヘイヘイヘイ~ 何者だ…?」
…と、またしてもメンバー達は罵倒した。
どうやらこの曲が流れている間は、ジョルノ以外のメンバー達からブワテラティだと認識されなくなってしまうが、カツラ(頭に被れれば何でもいいらしく、最終的にジョルノが頭に座って代用した)を被ると即座に認識されるように戻るようだ。
言い換えれば、ブチャラティのカツラが取れるとジョルノを除くメンバーからは突然ブチャラティが消えて知らない奴が現れたように見えることである。
一度ポルポのスもこの現象が発生したが3秒で元に戻った。
の9
サルディニア島の太陽になっていた。
の10
頭の上にローターのような物を作ったり、自身の足のような形の鼻毛が伸びたり、電球になったり、三角頭(効果音付きでやたらキラキラする)になったり一枚絵になったりした。
ちなみに頭にローターが付いた件だが、どうも首から上は分離・巨大化出来るようで(ジョルノ曰くブチャラティの歯から作り出したハエ)、力技で蔓から脱出したチョコラータのヘリをビルに押し戻した。
この時は何故かシンプルな丸刈りのテーマが流れなかったが、セツコ戦後、肉体の限界が近付いて苦しんでいる際に流れた。
太陽になった時を除くと地味に初めて紙芝居パートでこの曲が流れたのだが、こちらは普通のハゲ状態だったりする。
の11
ブチャラティと入れ替わったディアボロ(こちらも普通のハゲ状態)が「スティッキィ・貸せ」で矢を刺した際、ブチャラティと認識された。どうやら頭になにか乗ってれば良いらしい。
が、結局ナランチャが奪って飛んで行った(はずだがよく見ると浮いている)。
の12
レクイムゾンの弱点である、己の精神の背後にある何かの破壊に成功。
既に死んでいる肉体には戻れず昇天するが、案の定拳銃自殺』チャに罵倒され、ョルノとセッコが止めに入った。
エンディングではジョルノ以外の全員が、顔以外ハゲラティ化するという怪現象が起きた。
BGMも彼らが画面上に登場する度にシンプルな丸刈りのテーマが流れ、同じ曲が何重にも流れる事態となった。
余談
- ブチャラティが禿げる場面で流れるBGM、通称「シンプルな丸刈りのテーマ」は、本来であれば元ネタのゲーム「黄金の旋風」のスタッフロールBGMとして使われるもの。
- 「シンプルな丸刈り」というセリフ自体は、ノトーリアス・B・I・G戦におけるジョルノの「そういや、ぼくもピッツァが食べたいな…故郷ネアポリスに帰って…シンプルなマルガリータ(アニメではマルゲリータ)を…」から抽出したものである。偶然にも場面に合った音声バグと相成り、面白さを加速させた。
- アニメでシンプルな丸刈りを再現したMADも存在している。
- 『ポプテピピック』作中ではこの「シンプルな丸刈り」のネタがパロディとして拾われており、2022年に放送された「TVアニメーション作品第2シリーズ」8話でポプ子の髪色が肌色へ変化するバグが再現された(メガドラタワーもどきの登場&上記のテーマにそっくりな楽曲付き)。
- というのもポプテピピックの短編パートは神風動画による製作なのだが、神風動画は『ジョジョ』のアニメシリーズにおいてOP映像の制作に携わっている。故に上記のシーンはアニメ版ジョジョの制作会社の一つである神風動画に認められてしまったとも言えよう。
関連動画
関連タグ
スカートラ:スキンヘッドのジョジョのキャラ。