概要
『女神転生シリーズ』での初出は『女神転生Ⅱ』。仏教の羅刹天に準じた為か種族は「鬼神」。
以降のシリーズでは一貫して「邪鬼」種族の中堅悪魔として登場。インド神話における悪鬼としての性格を前面に押し出した扱いをされており、デザインはスタンダードな鬼の姿、仮面をつけた青い肌の怪人、双刀を構えた濃紫色の悪鬼など変遷を重ねている。
『真・女神転生』では、崩壊後の東京に点在する四天王の館に出現し、まだ適正レベルでないのに侵入すると初見殺しをされがちだが、うまく倒すことができればレベルアップに役立つので深い印象を残している。
『D×2』では固有スキルとして物理命中率を上昇させ、リベリオンがオートで発動する「涅哩底王」を習得。
『葛葉ライドウシリーズ』、『ペルソナシリーズ』を除けば、基本的にDARK悪魔なので仲魔にし辛い存在であり、敵として戦う機会の方が多い。
その為、『デジタルデビルサーガ』ではサハスララの警備悪魔として特殊な台詞を実装・ムービーに登場したり、漫画『デビルサマナー 葛葉ライドウ対コドクノマレビト』ではコドクノマレビト八神将、武大の変身悪魔としてと描かれるなど、敵対者としてのイメージが強い。
主に扱う属性は物理系が多い。
『ペルソナ』シリーズでは初代から登場し続けている。
『女神異聞録』では敵悪魔として登場。ペルソナのガルーダを作成するためには彼からスペルカードを入手する必要があるので注意。
『2』ではアルカナが「CHALIOT(戦車)」に区分される形でペルソナとして登場。「戦車」は1では破壊神が属していたアルカナであり、神々に戦いを挑み、時には勝利してしまう事さえある彼らには相応しいアルカナだと言える。後述の作品で「剛毅」に充てがわれたのも、それらのエピソードが由来だろう。
続く『P3』から『P5R』では主に中盤から活躍する戦力となり、物理耐性を持つ物理アタッカーとしての運用が想定されている。
『Persona4 the ANIMATION』では剛毅アルカナを代表するペルソナとして出番がそれなりに用意されており、『P5』では敵シャドウとして登場した際には「無類の戦闘狂」という仮名を与えられている。