概要
初登場は2023年7月7日の動画である。
仙台の老舗極道組織で、岡口組長も穏健派であり天羽組の天羽桂司とも長年交流があった。
幹部の吉本を始めとして武闘派だが、戒炎消滅後に空白地帯となった仙台に内外から多数の半グレ組織が台頭。
その中でも半グレテロ組織「ゼウス」を率いる時透柚貴は暗殺者の経歴を持ち、組長ら3人が殺害された上、主力の吉本も襲撃され、右目などに後遺症を負い、壊滅寸前に追い込まれた。
構成員
- 岡口組長 ×
組内でも人格者として慕われていたが、時透によって吉本の目の前で殺害される。
「人生とは楽をすれば苦労が訪れ、苦労すれば楽になれる」という人生論を持つ。
- 吉本
岡口組幹部で、組織ではナンバー3だったと思われる。
組織内では最強だったが、時透に一方的にやられ、彼が倒れている目の前で、岡口組長が殺される姿を見せられるという辛酸を味わう。
その後、大金を持って東京の天羽組を訪ね、自分の力では最早限界である事を伝え、時透の暗殺を嘆願する。
その後、全ての動きを時透に察知されるという失態はあったが、最終的に自らの手で、組長達の敵討ちを果たせた。
頭に×字の傷跡があり、須永陽咲也からは「椎茸さん」のニックネームを付けられる。
- 水鳥 ×
岡口組若頭。
極道の若頭とは思えないほど温厚な中年の男性で、仙台に派遣された須永達に、ずんだ餅を振舞った。
また、若い衆を宝だと言い、気遣いを欠かさない。
実は、ゼウスによってマークされていた為、岡口組の動きは全て筒抜けであった。
時透が吉本に放った銃弾を庇い、瀕死の重傷を負う。
最期は、最後まで迷惑を掛けてしまった事を悔いるも、吉本に「俺は感謝しかないです」と言われ、「ちっとは救われる」と言いながら、静かに息を引き取る。
それでも猶、時透は「老害は切り捨てるべき」と宣うが、対峙した須永は「あの人は美味いずんだ餅を知っていた。年取ってるからだ」と独自の反論をして、吉本に組長と水鳥の敵討ちを機会を与えた。
元構成員
- 麻生成凪 ×
高校卒業と同時に岡口組に入り、吉本直属の舎弟となるが、2年で組を抜けている。
理由は、疑似家族という組織の在り方が麻生の価値観に合わなかった為であるが、「世話になった」とは言っている。
岡口組と戒炎はかち合う事はなかったが、我妻京也のホームタウンであった事と、麻生も多少の義理を感じていた事が理由かも知れない。