「さぁ、始めようか」
概要
アイプリの公式Twitterから6弾の告知と共に紹介される形で突如発表されたアイプリチーム。
ゲームにはダークチィ共々第6弾から登場。
カルテットスターが闇堕ちした姿という訳ではなくダークチィと同様に本人とはまた別の存在である。
アニメでは第42話のラストで登場。43話の予告ではフ〇ーザのデ〇ボールのごとく球体を作り出しそこから黒い電撃を放っており、ダークチィ以上に強いプリティーシリーズ恒例の敵役らしい能力を持っている。
性格としてはネガティブ要素を含んだダークチィとは異なり、ただただひたすらに高みを目指すだけの存在と言った様相で、強者との勝負にのみ興味を示す様子が見られる。
ただ、ダークチィ、ダークカルテットスターともども、まったく無縁のメンタリティでなくオリジナルの裏返しの光と影(あるいはコインの表と裏)みたいな関係になってることには注意が必要だろう。
ダークチィは真実夜チィがもともと持っている自己中心性の延長で、「自分が一番」というものが砕かれ、他人がトップということを許せない非寛容。
ダークカルテットスターはサクラとタマキが持っている勝利至上主義の裏の面で、敬意を払わず弱い者は紙クズ一枚に見下すという冷徹な面を見せる。
彼女たちは、道を外せばあり得たかもしれない、「もう一つの自分」ともいえるのかもしれない。
登場までの経緯
アニメ42話での第5回アイプリグランプリでつむぎの奪還とダークウィッシュメロディコーデを掛けダークチィとのライブ対決に挑んだカルテットスター。ひまりとみつきは彼女らに任せてもらう形で、その他のアイドル達は棄権した為に事実上の直接対決となった。
その末に敗れたダークチィを見限るかの如く現れ、ダークチィの力ではアイプリバースを絶望に染めるのに不十分であると言い放ったダークウィッシュメロディコーデは勝者となったカルテットスターに標的を移す。
黒い電撃を受け、アイプリバースから強制的に追い出された彼女らと入れ替わるように現れたのは、ダークチィ同様に4人になり替わった黒きカルテットスターだった……。
ダークチィ出現から始まったアイプリバースを取り巻く環境の変化が起こったものの、第43話で一旦休戦を挟む形で翌週は季節ネタ(バレンタイン回)が入る模様。
容姿
ダークチィと違い殆どアイプリ姿の本人と変わらないが、瞳に関してはダークチィと同様にハイライトの無い黒一色で、瞳孔の色が各メンバーのイメージカラーになっている。声も本人と同じ。
なお、ダークタマキに関しては瞳孔の色が本人の瞳の色と異なっている(タマキ本人はピンク色の瞳)。
作中の動向
登場してすぐにダークチィを追い出すかのようにエネルギー弾を放ち、自分よりも強い者との勝負を望む旨を伝えアイプリ達への宣戦布告を行った。
ダークチィと同様、ダークカルテットスターの誕生を境にカルテットスターの4人は誰一人としてアイプリバースにインできなくなった。これも既にアイプリバース内にカルテットスターに相当する存在がいるため重複できないというシステムの判断の可能性がある。
勝負を望んではいたものの、勝負を挑んできたアイプリの大半を「見るからに弱すぎる」という理由で先述のエネルギー弾で次々とカードに封印していった。その後の被害者の状況は編集時点では不明。ダークリンリンの話では封印されたアイプリは333人。余談だが被害者の中にはアイプリ部の3人も含まれている。
その後に勝負を挑んできたひまりとみつきも同じ理由で封印しかけたが、持っていたアイプリブレスが通常と異なることに気づいたダークサクラの鶴の一声でようやっと勝負に挑む。
カルテットスター譲りの圧巻のパフォーマンスを見せ、オリジナルをしても「次元が違う」と言わしめ、2人に圧勝。今度こそと封印を行おうとしたものの、手をつないだひまりとみつきのアイプリブレスが強く光り、観客たちの応援によりバリアーが張られたことで失敗。
「(アイプリバースの頂点にある)太陽がすべて暗黒に覆われるとき、つむぎは永遠の眠りに入り、二度と目覚めることはない」と話し、「つむぎを取り戻したいならばもっと強くなって出直してこい」と言い放ち、再戦を望んだ。
なおその後45話にて、それ以降彼女たちとは誰も戦うことがないまま、チィ二人のデュエルにてオリジナルのチィが何度でも立ち上がる強さでダークチィに勝利を収め、ダークが消滅し同時に元凶が元に戻ったときに一緒につむぎは解放されたが、その事実を気にすることはなくひたすら闇に染まった状況を維持する意思を改めて表し、つむぎ含めた三人に改めて宣戦布告した。
楽曲
曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
---|---|---|---|
ニュースタージョーカー | 真崎エリカ | 本多友紀(Arte Refact) | 脇眞富(Arte Refact) |
余談
アニメにおいてダークチィが登場した矢先に突如、公式からのダークカルテットスターの登場の発表があったことから視聴者を騒然とさせた。カードのイラストのダークタマキやダークリンリンの妖艶な表情に心を奪われた者も一定数いる。
チィ同様にアイプリバースに入れなくなったため、事情を知らない者達からは同一人物と認識されてしまう可能性がある(最悪、彼女らもチィ共々バッシングを受ける可能性も…?)。
チィやカルテットスターのダーク形態が現れた事から、「ひまりとみつきを含めた歴代のプリティーシリーズのアイドル達もダーク化するのでは?」と期待する視聴者によって、SNSではダーク風のイラストが投稿されている(中にはマイキャラも含まれている)。
ダークチィのステージは赤と黒が多用され先述の通りネガの様相が見られたのに対し、ダークカルテットスターのステージはモノトーン化のみとなっている。
オリジナルとはあくまで別の存在なためか、ゲームでは複数人ライブでそれぞれオリジナルと組ませる事が可能。
関連タグ
アナザーライダー:こちらも誕生した瞬間(一部除く)からオリジナルが存在できなくなる点で共通。また成り代わったほうが悪事を働くところも共通。