今孔明
こんこうめい
竹中半兵衛の異名で知られる。「今の時代の諸葛孔明」という意味である。
史実
実は半兵衛存命中に「今孔明」とよばれたという記録はない。
諸葛孔明に例えた話が初見されるのは、半兵衛の息子・竹中重門が書いた『豊鑑』から。
この書物は半兵衛死後ずいぶん経ってから、重門が父・半兵衛の友人や知人から伝え聞いた話を筋立ててまとめた伝記。その伝聞のなかで「例えていうなら劉備における、孔明のごとき存在」という記述がある。
「今孔明」を世間に流布させたのは絵本太閤記からだとされる。
こんこうめい
実は半兵衛存命中に「今孔明」とよばれたという記録はない。
諸葛孔明に例えた話が初見されるのは、半兵衛の息子・竹中重門が書いた『豊鑑』から。
この書物は半兵衛死後ずいぶん経ってから、重門が父・半兵衛の友人や知人から伝え聞いた話を筋立ててまとめた伝記。その伝聞のなかで「例えていうなら劉備における、孔明のごとき存在」という記述がある。
「今孔明」を世間に流布させたのは絵本太閤記からだとされる。