作品紹介
『ささやくように恋を唄う』（通称・ささこい）とは、竹嶋えくによる漫画。コミック百合姫にて2019年4月号から連載中。
二人の少女のすれ違い恋愛を描く。
2023年1月13日にTVアニメ化が決定。制作は横浜アニメーションラボ×クラウドハーツ。2024年4月からAT-Xに加えてBS朝日やテレビ朝日系列（25局中24）局にて放送されている。ただし元々は2024年1月から放送開始予定であった。
2024年5月5日には、舞台化も発表された。
登場人物
※男女共学の高校が舞台であり、男子のネクタイの色と女子のリボンの色とジャンパースカートのラインの色は学年毎に1年生が赤、2年生が緑、3年生が青となっている。
- 木野ひまり (きの ひまり)
CV:嶋野花
主人公。高校1年生。7月18日生まれ。
入学した高校の新入生歓迎会のライブで演奏したバンドのボーカル、朝凪依に一目ボレした。しかしそれはバンドボーカルのファンとしての一目ボレであり、恋愛感情ではない。無邪気で甘え上手な子犬系女子で、感情が表に出やすい。いわゆる天然ジゴロで、無意識ながら依を惚れさせている。
猫派で、自宅では「マロ太」という名前の猫を飼っている。パスタが好き。
- 朝凪依 (あさなぎ より)
もう一人の主人公でヒロイン。高校3年生。11月26日生まれのA型。
自分に「一目ボレした」と告白してきたひまりに一目ボレしたが、その後すぐに彼女の好意が恋愛感情ではないことを知ったものの、それでもひまりを諦めきれず、必ず惚れさせようと決意する。
新歓ライブでは代理でギターボーカルを担当しており、彼女自身はどのバンドにも所属していない。放課後は一人屋上でギターを弾いている。
猫がとにかく好きで、人前で歌うのがめちゃくちゃ苦手（授業で当てられるのさえ苦手）にもかかわらず、レアな猫のポーチと引き換えに代理を引き受けた。
近頃は板書が見えづらくなってきたらしく、授業中は眼鏡をかけるようになった。
ちなみに、ギターにそこまで詳しいわけではなく、父親の影響でギターを弾くようになったらしい。使っているギターも父のおさがり。
- 水口未希 (みずぐち みき)
CV:古賀葵
ひまりの友人。
彼女とは小中高と同じで、高校では中学1年生以来、初めて同じクラスになった。姉・亜季が新歓ライブをするということで、ひまりに「観に行こう」と誘う。
- 水口亜季 (みずぐち あき)
CV:小松未可子
未希の姉の高校3年生。
バンド『SSGIRLS』のベース担当。依とはかなり仲が良いようで、彼女が猫に弱いことや歌が上手いことなども熟知しており、新歓ライブに依を誘うことに成功した。依が後輩に一目ボレしたことをからかいながらも、きちんと相談に乗るなど根は優しい。
ひまりの友人・未希の姉なので、ひまりのことは以前から知っており、実は彼女が依にファンとして一目ボレしたことさえ知っていたが、面白さを優先してあえて依には黙っていた。
どうやら、屋上で歌っている依を初めて見たときに…。
- 筒井真理 (つつい まり)
CV:小原好美
SSGIRLSのドラム担当。高校3年生。
背は小さいがら自他共に認めるほどには金持ちらしい。香織とはよく一緒におり、彼女からは「まーちゃん」の愛称で呼ばれている。基本的に相手の名前をフルネームで呼んでいるが香織の事は以前「かおちゃん」とニックネームで呼んでいた。
- 橘香織 (たちばな かおり)
CV:加隈亜衣
SSGIRLSのキーボード担当。ショートカットに高身長の高校3年生。
基本的には真理に抱きついていることが多い、真理が大好きな女の子。いつも笑顔で目もニッコリしていて瞳は見えないが、ボーカルを頼まれたときは嫌すぎて目を開いた（亜季からは「目閉じて」と言われるほど）。
- 里宮百々花 (さとみや ももか)
CV:上田麗奈
料理研究部員の2年生。
料理部員は他に2人いるが幽霊部員のため、実質一人。バンド『ローレライ』のメンバーでもある。
- 泉志帆 (いずみ しほ)
SSGIRLSの元・ボーカル担当の3年生。亜季とは以前仲が良かったが脱退してからは不仲になっている。百々花・始と共に新たなバンド『ローレライ』を結成する。
- 天沢始(あまさわ はじめ)
CV:安済知佳
演奏家の父を持つ3年生。バンドではドラマーを担当。
- サヤ姉
SSGIRLSがよく通うスタジオのオーナー。
- 小野先生
物理の教師で、ひまりのクラス担任。話が長いことで有名で、雑談で授業が丸々潰れたこともあったらしい。
主題歌
「Follow your arrows」
SSGIRLS（歌唱：笹倉かな）によるオープニングテーマ。作詞は藤林聖子、作曲・編曲は黒須克彦。
「ギフティ」
木野ひまり（嶋野花）によるエンディングテーマ。作詞・作曲は渡辺翔、編曲は渡辺拓也。
関連項目
私の百合はお仕事です!：本作とのコラボCMが放映された作品。ほんの僅かであるが本編に登場もしている。
