CV:根本優奈
歌唱担当:水上スイ
概要
漫画「ささやくように恋を唄う」に登場するキャラクター。
3年生。
物語開始以前、『SSGIRLS』でボーカルを担当していた。
水口亜季とは以前仲が良かったが、脱退してからは不仲になっている。
周りとうまくいかない性格らしく、色々な集まりに出たり入ったりを繰り返していたという。
悩んでいる志帆に手を差し伸べたのが、水口亜季だった。それ以降、SSGIRLSで共に活動する。
向上心がとても強く、技術レベルがすべてといった考え方をする一面もあるが、彼女がキョウの遺志を継ぎプロになることを目指しているからでもある。
里宮百々花・天沢始と共に新たなバンド『ローレライ』を結成し、ギターボーカルを務める。
以前はバイオリンをやっていた。バイオリンは体の一部で、「バイオリンが一番上手いのは自分」という自負を持っていた。
幼い頃の友だち、天沢キョウとバイオリンを通じて仲良くなるが、ぬいぐるみが好きで気弱そうに見えたキョウの腕前が実は自分を圧倒することを知る。キョウの方は技術にかかわらず友情は変わらないのだが、プライドを崩され技術しか評価軸のない志帆は誤解して別れてしまう。
どれだけ猛練習を積んでもキョウを超えられず、無に陥った。
ギタリストに転身したのは、あるときギターを目にして、キョウが実は憧れていたギターの分野で一番になり、見返してやりたいと思ったためである。
キョウの事故死を知ったあと、志帆にとってもかけがえのない存在だったのか、彼女の墓前に出て語りかける日々を過ごしていた。
そんなある日、同じように墓参りに訪れていた、キョウと親しかった百々花・始と出会う。百々花の言葉で、キョウは自分を尊敬していて、ギターに転身後の活躍も素晴らしいと思っていたことを知る。皮肉にもキョウを見返すために始めたギター活動が、彼女に尊敬されるもととなっていたのだった。