概要
『混血のカレコレ』に登場する名称の混血児の変身形態の一種。
カゲチヨが人間の血を吸う事で変身することが可能な形態。(『【第2回】カレコレ質問コーナー【漫画】【アニメ】』にて、他生物の血では不可能と本人から明言されている。)
カゲチヨの肉体は、本来ゾンビウイルスが脳に到達する前に吸血鬼となった影響によって理性を保てている状態である。
その為、体はゾンビウイルスが邪魔をして吸血鬼の力に馴染んでおらず、引き出せる能力もオリジナルと比べると数段劣るとされている。(ストーリー編1章9話参照)
吸血鬼化は、その名の通りカゲチヨが有する吸血鬼の力を最大限まで引き出せる形態であり、容姿は制御時と暴走時で異なる。
制御時は髪全体が紅く染まり、髪型は一部逆立つ。(アザミを彷彿させる髪型になる。)
暴走時は制御時よりも更に髪が逆立ち、赤髪の面積は血液の量によって異なっている。また、シディ過去編やサブストーリー編(ヒビキ編)では、目全体が赤くなっている。
形態の初登場はシディ過去編であるが、呼称が初登場したのはストーリー編3章4話であり、カゲチヨが自ら名付けた。またイーラなどトッププレデターの上層部も存在を知らなかったようである。
戦闘力
血液操作の威力や反射神経が通常時より跳ね上がるといった特徴を持つ。
シディ過去編の段階ではホルスの力を制御されたシディ以上フィーア未満であったが、後に通常時では全く歯が立たなかった蝮谷キワミチを圧倒する、再生能力をもつクローンのヒビキ達数十体を瞬殺する程までパワーアップしている。
同じく混血児の変身形態であるリデュースと比べると寿命の消費がない等、カゲチヨ側へのデメリットはまだ少ないように見えるが、暴走するリスクを背負っているので、今までは不死身の絡繰を知る相手に絶命寸前まで追い詰められた時か、不退転の覚悟を決めた際にしか変身する機会はなかった。
しかしストーリー編第3章10話にてヒサメの幻聴を聞いた事で暴走を途中で制御したのを皮切りに、後の第4章におけるスズキとの決戦時には、発動直後に暴走の片鱗すら見せず、完全に制御している様子が伺える。
カゲチヨ曰く、「俺だって強くなってんだよ」との事なのでなんだかんだで暴走克服の為の修行はしていた模様。
また、吸血鬼化を間近で見たレイナは「MAXじゃないだろうね」と言及している為、吸血鬼化にはまだ先の段階が眠っている可能性がある。
カゲチヨには部位欠損でも補填し首だけから肉体を作り出す程の再生能力を始め、オリジナルの異宙人にはない特異性を有する為、この先のストーリー次第ではより強大な力を手に入れる可能性を秘めている。
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混血児 の変身形態・技