コニス
こにす
「へそ!!」
「祈る前にできる事をやらなくちゃ 被害者だとうずくまれば生きていられた今までとは違う!!」
概要
上空1万mにある空島スカイピアの住人。透き通るような金髪と白い肌をしたお淑やかな女性である。よく浜辺でハープを弾いており、すいませんが口癖の父・パガヤとペットの雲ギツネ・スーの三人で暮らしていた。
プロフィール
性格
根がやさしく国民の義務に逆らえば殺されるということが分かっていても、思わず不遇のルフィ達に加担する行動をとってしまう。いざという時には決断する能力をしっかりと持っており、エネルの支配から逃れる奇跡をただ待つ人々にまずは祈る前に出来ることをやるように促した。
少しずれたところもあり、敵に見つかることを危険とは分かっているのに威嚇や心強さのために大音量でラッパを鳴らす。
本編
二年前
空島に初めてやってきた麦わらの一味に空島の特徴やスカイピアの風習・文化・技術やそこに密接に関わっている貝などを教えた。ゾロたちがゴーイングメリー号ごと攫われると、残るルフィ・サンジ・ウソップを船着き場まで案内して攫われた仲間たちのもとへ行くための船を貸す。
しかし、ゾロたちが攫われたのは彼女が原因だった。犯罪者とされる人物を裁きの地まで誘導することは国民の義務でもしも逆らえば殺される。それに耐えられず、思わず事情を話してしまったコニスはエネルに狙われるもガン・フォールによって保護された。
その後メリー号に向かう途中シャンディアのアイサと出会い、共に行動するも、ナミとアイサが大蛇のノラに追われて森へ行ったことによりメリー号で家族三人、見張りやエネルにやられたウソップやサンジの介抱をした。
そこで血まみれで倒れている神隊の一人を発見。彼からエネルが空に住む一切の人間を消し去る気でいることを知らされる。その直後、神隊と父パガヤがエネルの雷を受け消息不明に。父の助けでコニスは無事だったコニスは、神隊の意思を継ぎ故郷へ向かう。
誰もかも彼女の言葉を信じてなかったが、エネルを否定し自身の命を危うくするほどの彼女の必死の説得により皆は島を離れる(彼女がいなければ住人は危機にも気づけず雲島ごと消えていた)。
宣言通りに出来ることをやり最後の最後に祈った彼女は、エネルの雷雲の塊がルフィが起こした幕放電によって跡形もなく消え去る奇跡を目撃。エネルを打ち倒し鳴り響く黄金の鐘は彼女には大地が歌っているように思えた。
ちなみに、死んだと思われていた父パガヤは下層の雲海に突き落とされただけで無事であり、再会時には涙を流して喜んでいた。
麦わらの一味が地上に帰るときには直々に見送り、空島名物「タコバルーン」を呼び出し青海へ帰還させる。麦わらの一味と別れてからは、別れを惜しみ父パガヤの肩に顔をうずめた。
二年後
シャンディアのラキと共にパンプキンカフェを開き、穏やかに働く日々を過ごしている。名物はカボチャ麺。