概要
同時並行で放送された『ミューミューニャーニャー』を除き、人形劇シリーズ歴代7作目にあたる。
前期の『ゴロンタ劇場』の形式を引き継ぎ、開始から暫くは子供達と人形劇キャラクターが直接触れ合う形を採っている。
しかし1981年4月からは、人形劇の公開形式が「子供達がいるスタジオで、子供達が見ている前で直に演じる」形式から、現在でもおなじみの「人形劇を別のスタジオで撮影する」形式に改められている。
放送終了後も『ゴロンタ劇場』と共にファミリーコンサートにゲスト出演している。
キャラクター
- ブンブン
CV:小原乃梨子
本名「ブンブン・イザトナルトブン」。
レッサーパンダの男の子。一人称は「ボク」。
普段はおとなしいが、尻尾を踏まれると怒って強くなる。
「タヌキのブンブン」「アライグマのブンブン」と覚えられていることが少なくないが、正しくは「レッサーパンダのブンブン」である。
- つねきち
CV:山田康雄
本名「いなりやま つねきち」。狐の男の子。一人称は「あたし」「オレさま」。
ズル賢く、いつもあの手この手でブンブン達を騙しては、楽をしたり、自分だけ得をしようと目論む。そして痛い目を見る。
「わいわい」「~ってばさってば」といった、独特の口調でしゃべるのが特徴。
- ごじゃえもん
CV:肝付兼太
一人称は「アタイ」。「おしらせどり」という鳥(?)の男の子。
口がメガホン状になっており、背中にネジを背負っているのが特徴。
語尾に「ごじゃる」をつけて喋る。
背中のネジが切れると、動きが極端に鈍くなったりする。
また、この時逆方向にネジを巻くと、「テケースタ」と叫びながら後ろ向きに走ってしまう。
放送開始直後は「おしらせどり」と呼ばれていたが、その後、一般公募で名称が募集され「ごじゃえもん」となった。
また、声を演じた肝付は次作の『にこにこぷん』で、ふくろこうじ・じゃじゃまる役として出演した。
小ネタ
- NHK紅白歌合戦
実は「ブンブンたいむ」の面々は、「おかあさんといっしょ」の人形劇キャラクターとしてはNHK紅白歌合戦に出演した回数が多く、キャラクター全員で第30回(1979年)・第31回(1980年)・第46回(1995年)の3回。また、ブンブン単身で第43回(1992年)に出演している。
2024年現在までに、「おかあさんといっしょ」の人形劇キャラクターで同回数出演しているのは「にこにこぷん」の面々のみである事を考えると、放送期間の割に出演回数が多いと言って良い。
- 「おかあさんといっしょ」ファミリーコンサート
今ではおなじみの「ファミリーコンサート」。その公演が開始されたのは「ブンブンたいむ」終了から約3年後の1985年以降の事だが、本作の面々はこちらにも顔を出しており、1989年春の30周年記念コンサートに出演し「にこにこぷん」の面々と共演。
また、同年秋のコンサート、1990年秋のコンサートにも出演している。
そして放送終了から30年後……
突如、彼等はゆっくりした。
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