何恥ずかしがってるの? 一緒に塀の上でデートした仲なのに。
概要
身長 | 157cm |
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体重 | 48kg |
スリーサイズ | B86、W58、H84 |
利き手 | 右利き |
誕生日 | 7月7日(16歳) |
趣味 | 散策、猫と遊ぶこと |
称号 | 憧憬 |
出身校 | 私立星見高等学校 |
所属 | 星見プロダクション |
所属グループ | 月のテンペスト |
パーソナルカラー | 赤 |
CV | 日向もか |
好奇心旺盛で直感に従って生きており、何をしでかすかわからないところがある。
塀の上で猫と遊んでいるときに偶然牧野航平と出会い、それを機にアイドルにスカウトされて星見プロダクションの一員となる。しかしもともと運動神経がよくパフォーマンスの能力は高いため、ダンスもすぐに上達する。
性格は無邪気で親しみやすい一面、人を思いやることのできる温かさも持っており、緊張気味だった星見プロの空気を明るく変えてしまう。
航平以外に、長瀬麻奈の幽霊の存在を感じることのできる唯一の人物。
キャラクター詳細
人物像
深く考えずに行動してるようで、実はきちんと周りを見ているキャラクター。急な新曲の提案や怜の実家に突然押し掛けるなど、突拍子もないアイデアに大胆な行動はしばしば周囲の人間を驚かせるが、時として停滞していた状況からの活路を見出すこともあり、それには芽衣なりに物事の核心を捉える直感由来の考えがある。
親しみやすく他人を思いやる優しさも内包しており、個別ストーリー【隠しきれない顔の火照り】では腰の痛そうなお爺さんを心配して海の家の営業を手伝い、【幸せ招く芽衣サンタ】では自分だけでなく両親やマネージャーも含めた皆の幸せに喜ぶ様子を見せる。その根底には「見えないものが見える」ことから「よく嘘つきって言われた」という人に理解されない苦い経験があったと考えられ、些細なことでも「嘘は嫌い。秘密は特別」として偽りのない真っすぐな愛嬌でグループのメンバーを明るく照らし、多くのファンを笑顔にしている。
上述したように霊の類を視認することが出来、劇中では幽霊ネタに興じていたり幽霊とコミュニケーションを取ったりとその能力を活かしている。ちなみに、混乱を避けるため芽衣に見つかってもしばらくは麻奈の幽霊がいることは秘匿されていたため、麻奈が幽霊として存在していたことを知る者やそもそも芽衣が霊視出来ることを知っている者は少ない。曰く霊感は家系的なものらしく、母や祖母も麻奈が見えたのか気になるのだそう。
芽衣にとって麻奈は短くも厚い時間を共に過ごした友人であり、目標である。アイドルはなんとなくで始めたものだったが、だからこそ芽衣はマネージャーと麻奈との秘密の関係の中で、幽霊の麻奈を一人の人間として見て、触れ合い、その人柄とアイドル像に大きな影響を受けた。また、麻奈を信奉するすずが麻奈の「Precious」をカバーした際には麻奈との日々を思い出し、すずや自分自身がそうであったように「一人のアイドルとの出会いが、人生を変えるきっかけになる」ことに刺激され、改めて麻奈を目標にアイドルを頑張ると決意を固めるのだった。
「――芽衣も、なれるのかなって。観た人をわくわくさせられる――麻奈ちゃんみたいなアイドルに」
運命的な出会いや秘密の関係からか、星見プロに所属するアイドルの中でも特にマネージャーへの矢印がデカい。2人きりで行動する度に「デートだ~」と喜んだり、マネージャーもたじろぐ距離感でいちゃついてきたりする。その一方で個別ストーリー【もしもひと夏の恋をしたら】で描かれているように「自分が感じる好きと恋愛の好きの違いがわからない」といった具合で、芽衣の感情は純粋無垢な恋する乙女のそれなのがまた可愛いところである。(もっとも、同ストーリーでは最後に恋を理解したことを隠すような素振りを見せているが。)また、個別ストーリー【パールホワイトの想い出】では、半ばプロポーズのようなセリフでマネージャーを戸惑わせながら、アイドルだからマネージャーと一緒にいられるものの、アイドルでいる限りマネージャーと結ばれることはない、芽衣の儚くも真剣な恋模様が描かれている。
「……私、アイドルとして、もっともっと頑張るよ。そしたらマネージャーともっともーっと楽しい時間が過ごせると思うから。だから……これからも、ずっとずっと、一緒にいようね」
容姿
長い茶髪をふんわりと高い位置でハーフアップのように結んでいるのがデフォルトの髪型。その他に、特別なガチャで手に入るスキンとして「お団子」と「ふわふわツインテ」がある。
16歳にしては発育のいいスタイルをしており、その胸囲は星見BIG4の一人に数えられる。芽衣曰く「ちょっと変な所にほくろがある」そうだが、ゲーム内の「水着グラビア撮影」をもってしても確認することはできない。
家族構成
両親と、妹がいるらしい。「らしい」というのは、芽衣の口から妹の存在が語られたのがメインストーリー星見編2章第37話だけであるため。牧野にスカウトされ、あっさりとアイドルになった芽衣だが、親にはすぐ承諾され、芽衣自身もライブに両親を呼ぶなど、アイドル活動に対して協力的で仲も良い。両親については個別ストーリー【パールホワイトの想い出】で話題に出ており、ぎっくり腰で入院することになった父親の「寂しいから娘の花嫁姿を見たら元気出るかも」や、マネージャーと芽衣がまるで結婚式のように写る写真を見た母親の「二人とも可愛い。とってもお似合いね」などから、その人物像を窺い知ることが出来る。
好物
三度の飯よりドーナツが好き。小さい頃からの大好物で、もともと家族そろってドーナツを食べることが多く、クリスマスやひなまつり、運動会の日に加え芽衣がアイドルになった時もお祝いで食べたため、ドーナツを食べると色んなことを思い出すそう。ドーナツのためなら苦手な勉強でも実力以上のポテンシャルを引き出せる。ミセスドーナツ(ミセド)の新作ドーナツが発売されたことを嬉しそうに喋る様子が見られる。ドーナツを好きな理由は、芽衣に語らせると108個あるらしい。
個別ストーリー【ドーナツ山盛りバースデー】では、誕生日アイドルの願いを叶える『ミラクル☆アイドルバースデー!』の企画でミセドの一日店長をすることに。オリジナルドーナツを作ったり、ファンイベントとしてドーナツのお渡し会を行ったりした。
一方でピクルスがちょっと苦手。
趣味
猫が大好きで、しばしば猫とじゃれあったり会話したりしている。すずのことも「すずにゃん」と呼んで人一倍絡もうとするのは、小柄な体躯に気高さと可愛さを両立させたすずに猫と似たようなものを感じたからだと考えられる。星見寮の近くにミケという名前の猫がいるらしい。
備考
好きな教科は「体育」で、苦手な教科は「体育以外」。
朝は弱い方で、目覚まし時計と戦っていることが多いそうだが、休みの日は早起きになる。
ミセドの一日店長をすることになった折、芽衣の発言から「もちもちウルフ」なるマスコットキャラクターがいることが判明した。
特別ユニット及び曲
ソロ曲
「ひと夏の永遠」作詞・作曲:たなかまゆ 編曲:岡田ピロー
もし恋芽衣編開催にあたり追加されたソロ曲。コンまる第165話でも聞くことが出来る。
デュエット曲
芽衣×怜「ココロDistance」作詞:利根川貴之 作曲:利根川貴之、坂和也 編曲:坂和也 & Wicky.Recordings
ゲーム内イベント「夢踊るステージに架け橋を」にて一ノ瀬怜とMACARON DONUTSを結成し、披露した曲。雰囲気の違いからサニピと月スト、所属が逆だと思われがちな二人が組んだこのユニットは、界隈に生み出された「所属グループの垣根を超えたユニット」という新たなる可能性の夜明けと言えよう。衣装は「ムーンダンサブル」
芽衣×すず「shiny shiny」作詞・作曲・編曲:sooogood!
「Collection Album 未来」に収録されている曲。2023年10月イベント「迷走ピリオド 涼やかな青春」にて、この曲誕生の裏話が語られる。前月イベでREI♡HARUが出場した2人組ユニット限定のライブバトル大会に自分たちも参加することにした2人は、「わんにゃんツインズ」を結成。ユニットを完成させるまでに意見のすれ違いから珍しく喧嘩になったものの、お互いの想いをぶつけ合ったことで一層仲が深まり、大会に優勝するのだった。衣装(右イラスト)は「シャイニーシャイニー」。
芽衣の過去
元気で人懐っこい芽衣だが、意外にも幼少期は友達が少なかった。というのも、その頃は他の人には見えない「お友達」と仲良くしていたために、それを悪く言う学校の子とは打ち解けられなかったのだとか。周りになじめなかった芽衣は今よりもずっと猫とおしゃべりをして過ごすことが多く、自分と一緒に遊んでくれる猫が好きになった。
芽衣に友人が少ないことを心配した家族は話し合いの末、芽衣と「『お友達』のことは家族にしか話さない」「話すとしても、本当に信頼出来る人だけにする」と約束した。また、芽衣がおかしな行動を取らないように 芽衣の祖母が通っていたというマナー教室に通わせ、テーブルマナーから一時はお茶も習っていたそう。時節の候も書けるようになるほど頑張ったおかげで(尚、書けるだけで意味は分かってないらしい)中学からは友達もたくさんできて楽しく過ごせるようになった。自慢の運動神経を活かして色んな部活の助っ人に呼ばれた芽衣は、頼まれたら断れない性格から毎週のようにどこかの大会や練習試合に出ていた。それでいてどこかの部に身を置くことはなく、中学は帰宅部のまま卒業する。
高校でも色んな部活のヘルプに入っていたある日チアリーディング部の部長から勧誘を受け、最初は見学するだけのつもりだったが、そのカッコいいパフォーマンスとチア部の皆がとても楽しそうな様子に惹かれ入部することに。星見高校のチア部はここ何年かでぐんぐん成績を伸ばしており、芽衣が入った年は全国大会出場どころか優勝も意識するくらいの強豪になっていた。1年生にして地区予選の選抜メンバーに選ばれた芽衣も練習漬けの毎日を送るようになったある朝、猫と戯れて塀の上に登った先で家の中でダンスをしていた怜を目撃する。真剣に練習するその様子に見惚れ、学校の行き帰りに覗くのが日課になってきた頃マネージャーと出会う。初回は塀の上から降ろしてもらった(というか芽衣が飛び降りてきた)だけだったが、2回目「琴乃達のグループに足りないもの」を求める彼と再会した際 怜に通報されかけ、逃げてる途中でマネージャーにスカウトされる。「この人について行ったら、とっても楽しいことが起こりそうな気がする」と確信した芽衣は即答し、やがて月のテンペストとなるグループに加入するのだった。
アイドルとチアの掛け持ちは大変だったが、アイドルの動きがチアにも活かされ、月ストはデビュー準備、チア部は順調に予選を勝ち上がり全国大会に出場が決まるなど充実した日々を送っていた。しかし以前からピリピリしていた部活の雰囲気は全国を前により一層張りつめたものになり、楽しく踊りたい芽衣はだんだんと息苦しさを感じるようになる。今まで休みだった日にも練習を入れることになり、アイドルの練習と被ってしまうため参加できない旨を伝えると、部長から「私達チア部は本気で全国優勝を目指している。早坂さんもアイドルを本気でやろうとしているなら、チア部かアイドルのどちらかを選んで」と迫られる。今まで全力で楽しむことが本気であり、だからチアもアイドルも両方できると考えていた芽衣は、自分の考える“本気”と部長にとっての“本気”が違うこと、そしてその違いが分からないと部長の気持ちが本当の意味で理解できないだろうと苦悩する。
そんな中、息が絶え絶えになってもなお練習し続け動きのキレを増していくチア部の部員や、疲れでフラフラなのにとても充実した表情をしている月ストの皆から、芽衣は両者に共通する“本気”の姿を見る。練習の帰り、「ねえ、すずちゃん。すずちゃんも、皆も…どうしてあんなに本気になれるの?」と尋ねる芽衣に、「そんなの簡単ですわよ。どれだけ辛かろうと、その先にあるものを掴む喜びは何物にもかえがたいからですわ!」と応えるすず。その回答に(みんなにとって、本気でやるっていうのは諦めずに全力で進んで、何かを達成することなんだ)という自分なりの考えを見つけ、部長の気持ちを理解した芽衣だったが、なおさらチア部とアイドルのどちらを選べばいいか迷ってしまう。すると疲れているはずのすずから、考え込んで元気のない芽衣を案じてドーナツ屋に寄ろうとお誘いが。
「これからずっと一緒に歩んでいく仲間ですもの。これくらいは当然ですわ」
この時のやり取りが、芽衣がアイドルを選んだ理由だったと後に話している。中学から周りに溶け込めるようになって沢山の友達も出来たが、誰か一人と凄く仲良くなることは無かった芽衣としては、すずがこんな風に自分を必要としてくれることが嬉しく、「あ、芽衣はこの子と一緒に頑張りたいな」と思ったのだという。以後、芽衣はすずのことを「すずにゃん」と呼び特に気に入るようになった。
心を決めた芽衣は部長に「自分も皆と同じ本気で頑張るから、それで気持ちが1つになったら今度は自分と同じ本気で皆と一緒に全力で楽しみたい」として、全国大会までは部活を続けることを伝える。部長も部の雰囲気がピリついていたことを反省し、芽衣にこれまでの感謝を伝えるとともにその願いを快諾するのだった。それからのチア部はストイックでも明るいようなとても良い雰囲気になり、晴れて全国大会で優勝。かくして芽衣は部を離れ、選んだ先のアイドルでも見事その緊張感を緩和し、現在の月ストが出来上がった。
関連イラスト
芽衣怜
エターナルブリリアンス
パーフェクト・ブライド
デートスタイル
関連項目
IDOLY_PRIDE 星見プロダクション 月のテンペスト メイダヨー
成宮すず:お互い鋭いノリでボケにもツッコミにも回れるほど仲が良い。二人のカップリングは主に「めいすず」と称される。
一ノ瀬怜:芽衣との出会い(覗き)は怜にとってアイドルになったきっかけの一つであり、何かと絡みが多い。ユニットを組んでからは すずを含めた3人トリオも散見される。二人のカップリングは「めいれい(れいめい)」、「マカド(マカロンドーナツの略)」とも。