スペック
全長:35m
重量255t
運転士:清洲リュウジ
概要
第38話以降、シンカリオンとして登場。シンカリオン運転士は、N700Aに乗るリュウジが、荒削りながらも戦術眼を持ち合わせる理由から白羽の矢が立てられた。
新幹線超進化研究所名古屋支部が所有し、ベース車両は923形T4編成。他のシンカリオンとは違い、5両の車両が変形合体する。
36、37話では建造途中の一部分が描写された。500こだまやN700Aから蓄積した運用と戦闘データを基に最新技術を惜しみなく投入し、西日本司令室 京都支部と共同開発された経緯があり、同様にクロス合体が可能となるが、彼の力量をもってしても手に余る程に未知の部分が多いという。
違いはドクターイエロー5両と、E5はやぶさ2両、計7両合体で、リンク合体でも邪険に扱われていた下半身も丸ごと使われ、グランクロスを自身のエネルギーで行えば機能停止する欠点を周囲の電子や陽子、イオン粒子を武装から変形させた後光レーザーブースターへと吸収し、エネルギー変換させる方式に変更させた事である。
切り札はカイサツソードを刀身にレーザーブースターを左右に合わせたカイサツスラッシュと、ウルトラグランクロス」。非常に強力な機体だが、エネルギーロスを解消したものの、運転士同士の適合率が0.2%の誤差で同調しなければ合体出来ない新たな制約が発生。単機としても専ら格闘寄りだったN700Aと異なり、必要に応じて銃と剣を使用した上で防御と索敵能力を高め、スコープを装置レーザースキャンモードを備える。
後に、2両で変形合体可能な機体923ドクターイエローが2編成目のドクターイエローも後に登場。こちらは京都支部所属で運転士は速杉ホクト。
こちらもベースはT4編成(故に同一車両が2編成いるというあり得ない事態になっている)なのだが、所属支部などT5編成を意識していると思われる部分も存在する。きっと大人の事情だろう…。
玩具版
玩具では、新たにシンカリオンにしたい新幹線NO.1としてDXSシリーズで初登場。5両合体故に他のシンカリオンよりも一回り大型で、変形もやや複雑。武器は大型銃レーザーブラスターに変形する二振りの双剣レーザーソードと、N700Aのデュエルモードを昇華させた防御壁ケンソクレーザーシールド(ANIMATIONでは検束用窓から放たれるが、玩具では二刀を交差させる形で表現)。
しかし、それに見合った価格相応の可動とギミックは相当凝っており、変形の都合上足はほぼ自由自在に動き片足を組むことができる程柔軟、変形方法に少し手間が掛かるも完全なロック機構で守られているため丈夫。
その上単体でも完成度が高いのにクロス合体の基本を無理無く覚えれば遊びごたえが倍に跳ね上がる。公式での推奨合体シンカリオンはDXSシリーズの3両シンカリオンとなっているが、非公式では500とシンカリオン_トリニティとの腕ジョイントと武装の互換があり、オリジナルシンカリオンが出来上がる。まさにシンカリオン集大成の商品といっても過言ではない。
関連タグ
ドクターイエロー、923ドクターイエロー→ドクターイエロー(Z)