概要
DMMGAMES(現FANZAGAMES)から2016年11月21日にスマートフォンブラウザ版ゲームとしてリリース。R-18版のみで一般版はリリースされていない。基本プレイ無料アイテム課金制。
2017年7月にPCブラウザ版がリリースされた(同一アカウントであればセーブデータ共用可)。
2022年3月10日にサービス終了しており、現在はプレイする事が出来ない。
恋姫達が勢力の枠を超え総登場!と謳っており、その通り三国をはじめとした各国のキャラから更には初代である恋姫†無双以降登場していない大橋、小橋、左慈、于吉までユニットキャラとして登場する。
リリース当初は発売されていなかった革命までの新規ヒロインもアップデートによって追加実装され、オールスターと呼べるヒロイン数となった(例外として英雄譚の劉度と革命の黄祖のみ未実装)。
今作のオリジナルキャラとして愛紗(関羽)、華琳(曹操)、蓮華(孫権)、恋(呂布)をオルタ化したような姿の「暗影」武将とそれを統括する存在として女カが登場する。
また、好感度を上げる事で閲覧できるご褒美(寝室)シーンは一部キャラを除いて動くのも特徴。
システム
ジャンルはRPGとなっており、クリック選択式進行型のよくあるソーシャルゲーム。
コンテンツとして物語を追うストーリー、期間限定開催のイベント、育成等に使用する素材を獲得できるクエスト、サブタイトルにも冠されている天下統一などがある。
登場キャラ
- 主人公
立ち絵や寝室などでは一刀の姿であるが、チュートリアルにて外史の管理者と説明されており、彼とは別人である(最も恋姫シリーズは全て外史が変わると同じ人物でも別人扱いだが)。
一応名前を変更する事ができるので一刀にすれば違和感は少ない。…かもしれない。
リニューアルストーリーは、一刀同様、天の御使いとして舞い降りた現代人となっている。
戦国†恋姫xコラボにおいて、繋がった先の外史が新田剣丞が不在のまま、天下泰平を迎えた異例のルートだったため、真・恋姫†夢想シリーズに加え、戦国†恋姫xまでの全54ヒロインさえも完全制覇(子宝をせがまれる)してしまう、史上かつてないハーレム無双を達成する。
上記の内アニメ版の登場キャラと黄祖は未実装。
暗影悪姫
今作における敵勢力である五胡を支配する何者かによって創造された。との説明のみで詳細は不明。
リニューアルストーリーの副題にて暗影悪姫(あんえいあっき)という呼称が登場した。
- 暗影愛紗(関羽)
見た目は愛紗に似ているが髪色は白色で眼がエメラルドグリーン、頬に刺青があり服装は黒色と深緑色を使ったものとなっている。また髪飾りが髑髏を模したものになっている。
武器の邪龍偃月刀にも大きな目玉とヤギの角の様な装飾が施されている。
性格は冷静で感情を感じさせない話し方をし、命令を最優先するため卑劣な手段であろうが躊躇わず使う。
- 暗影華琳(曹操)
見た目は華琳に似ているが髪色はオレンジがかった金色で眼が金色、頬に刺青があり服装は黒色と紫色を使ったものとなっている。全体にハートの形をした装飾があり、髪飾りは蛇を模したものとなっている。
武器の首狩り鎌・滅にも蛇が絡みついたような装飾が施されている。外見的特徴は、蛇に関するものという点でも、創造主の影響を四人の中で、最も色濃く受け継いだ様になっている。
性格は本物と似て覇道を目指すと公言するが、その内容は大陸中の美女を我が物とする事と初代の恋姫†無双の華琳に近い。
- 暗影蓮華(孫権)
見た目は蓮華に似ているが髪色は白色がかったピンク色、眼の色は紫がかったピンク色、頬に刺青があり服装は黒色と赤紫色を使ったものとなり、全体に牙の様な装飾がある。
武器の断界魔王は、本人の南海覇王が黒くなった程度で特段装飾などは追加されていない。
性格は傲岸不遜で戦を常に求める好戦的なものとなっている。
- 暗影恋(呂布)
見た目は恋に似ているが髪色は白色で眼は赤みがかったピンク色、身体に彫られた刺青が、頬まで伸びる植物を思わせる模様で、服装は黒色と白色を使ったものとなっている。暗影武将の中では最も服装のデザインの変化が少ない。
武器の方天画戟には大きな目玉の装飾が施されている。
性格は本物の恋とあまり変わらないが動物好きではなく孤独を好むようになっている。
暗影悪姫の誕生(もしくは召喚)には、本人の髪の毛が必要らしく、桃香・雪蓮の髪も奪われて、両名の暗影の登場も示唆されたが、伏線回収することなく、サービス終了となった
なお、華琳以外の愛紗・蓮華も、ヘソ出しルックに大人の指南書を主人公の前で読むなどと、羞恥心が希薄で、積極的に主人公と関係を深めようとするなど、桃色脳で―暗影恋は男性に無頓着であったが、主人公と一人で遭遇した際の出来事(寝室ストーリー)を経て、目覚める―、心做しか、四人共、本人より僅かながら胸が大きい。
恋姫の初手・独自要素
華雄は、本作に限り、着痩せするスタイルで、服の下は、愛紗にも勝る程の隠れ巨乳である。しかし、PC版初ヒロイン枠となる『真・恋姫†英雄譚外伝-白月の灯火-』においては普段着の姿通りに、平均的なサイズに収まっている。どうして、こうならなかった。
二喬姉妹がふたなりではなく、また、雪蓮も健在だが、寝室ストーリーの言動から、姉妹共に冥琳の愛人なのは変わらない様子。
真桜が製造した新技術の絡繰、という経緯で、一部ヒロインが、パワーアップした得物を手に入れる。
また、桃香の愛剣である靖王伝家の、PC版シリーズでは見せなかった真の姿が登場した。
鈴々の研究所が、強化・合成素材を開発する施設として登場。画面の情景は、河辺付近に建てられた塔で、養豚場もあり、元肉屋の逸話を踏襲している面もあるが、武一辺倒の印象が強く、周囲からも子供扱いされがちな鈴々(張飛)の意外な一面を垣間見る。
革命コラボ(後述)の一環として、なんと空丹(霊帝)が蝶々戦隊華蝶連者に加わり、新たな戦士・空華蝶(くうかちょう)が誕生。自ら剣を携えて悪党を成敗する。
コラボ
BaseSonの姉妹作品とのコラボ。驚くべきことに幾度もコラボを行った結果、
戦国†恋姫Xまでの合計54ヒロインを全て実装している。
ユーザーからはまた戦国かよと呆れられたり、某作品に準えてもうこれ恋姫OROCHIなのではなどとネタにされていた。
コラボ作品とのコラボ。ともう訳が分からない事になっているがコラボした。
続編の「星詠みの神託」から新規参入したヒロインも実装されたが、こちらはコラボ回数の都合で登場するヒロイン全ての実装には至らなかった。
一方でコラボ元の原作で未登場のキャラがコラボキャラとして実装されると言う珍事が起きている。
本作は旧PC版シリーズを元にしているため、糜姉妹ら-革命-からの参戦、鈴々ら既存ヒロインの革命Verもコラボ武将扱いになっている。とはいえ、客演扱いの前述2作品に比べると、一部が常時ガチャに加えられるなど、収集の機会が多い。
余談
本作の開始より約1年前に同じくDMMGAMESから「恋姫†夢想~英雄烈伝~」がリリースされており、2018年にサービス終了するまで恋姫†無双のタイトルが2つ同時稼働していた。
リリース期間が約5年と長めな部類であるがゲーム部分での評価はかなり低め。
と言うのも稼働期間中殆どゲーム部分のアップデートが行われず、サブタイトルに冠されている天下統一モードはサービス終了するまでβ版のままであった程。
途中でストーリーをリニューアルして最初からやり直しが行われたが、最終的に更新が序盤の方でサービス終了となってしまった為に暗影武将を始めとした多くの独自設定は全て謎のままとなった。
コラボによって最終的には戦国恋姫Xまでのヒロインを全て実装し、かつ全員に動く寝室を用意したと言う点は原作でも成しえていない事であり、これに関しては評価するユーザーもいる。
戦国†恋姫EXシリーズに当初本作で使用可能なシリアルコードの同梱が表記されていたことから、サービス終了にならなければ更に実装人数が増えていたと思われる。
後にDMMGAMESから「戦国†恋姫オンライン ~奥宴新史~」がリリースされ、今度は恋姫†無双とのコラボによる「戦国†恋姫†夢想」が、現在2024年時点で、壱から陸まで展開されている。