概要
三国志の有名武将達を美少女化した『恋姫†無双』シリーズの正当な後継作となる。本作では、戦国時代の有名武将達が美少女化している。本作の主人公・新田剣丞(にった けんすけ)は、『恋姫†無双』シリーズの主人公・北郷一刀の甥にあたる。前作同様に武将達との恋愛しながら、人々を襲う異形の怪物・『鬼』との戦いが描かれている。
女性武将には、『恋姫†無双』と同様に“真名”(本作オリジナルの呼び名)があるが、『恋姫†無双』とは本名と真名の尊重の度合いが逆転しており、本名の方が尊重されるべきものとされている。そのため、ほとんどの登場人物が「真名」ではなく「通称」としてその名を名乗っている。
2011年2月1日~5月6日の間にpixivとのコラボレーション企画で、原作家オーディションとして「戦国恋姫オーディション」が行われていた。
その後、2013年12月20日にBaseSonよりPCゲームとして発売された。BaseSonブランドとしては初の一般ソフト作品(EOCS E-15(15歳以上推奨))となる。よく誤認されるが全年齢対象ではない。
だが、2016年4月28日に、本作の内容を大幅に追加し、さらに従来の『恋姫†無双』シリーズと同様に18禁となってリメイクした『戦国†恋姫X』が発売された。しかし、実際は前作の『戦国†恋姫』とは別のもう一つの世界というパラレルな設定となっており、一部のキャラクターが前作の記憶があるような様子を見せている。
2021年3月23日に、FANZAGAMESから続編にあたるプラウザゲーム『戦国†恋姫オンライン ~奥宴新史~(R18版はXが付く)』が配信開始。
2021年7月21日にコンシューマゲームとしてPS4とニンテンドースイッチにて発売。
今回の発売元は恋姫†無双やまいてつなどのイエティではなく、りゅうおうのおしごとやなく頃にシリーズや数々のPCゲームのコンシューマを手掛けるエンターグラム。
ちなみに最初の全年齢版(いわゆる『無印』)の移植であり、『X』を全年齢版にしたもの、という訳ではない。
2022年からは続編の『戦国†恋姫EX』シリーズが順次発売されており、2022年3月25日からは『戦国†恋姫EX壱 ~奥州の独眼竜編~』、2022年11月25日からは『戦国†恋姫EX弐 ~鬼の国、越前編~』、2023年7月28日からは『戦国†恋姫EX参 ~毛利家の絆編~』が発売中。同じく続編的な立ち位置にある『オンライン』とは『X』のエンディングの直後から物語が分岐するパラレルストーリーとなっており、劇中の出来事の発生順序が異なっている(例:『オンライン』では越前平定後に起きていた奥州の動乱が『EX』では越前平定前に発生している)。
2024年からは更なる続編『戦国†恋姫BRAVE』が始動。同年8月30日から『戦国†恋姫BRAVE壱~四国の鬼若子、長曾我部編~』が発売されている。
あらすじ
「目を覚ませばそこは戦国乱世。そして、一人の少女────」
新田剣丞は、叔父である北郷一刀のもとで修行に励む日々を送っていた。
ある日、蔵で見つけた刀を手にした瞬間、剣丞は意識を失い気がつくと、見たことのない風景の中にいた。
そこに、“織田三郎久遠信長”と名乗る一人の少女が現れ、呆然とする剣丞に
「我の夫となれ。そしてともに天下への道を歩もうぞ!」
と、手を差し伸べる。
剣丞は戸惑いを覚えながら、久遠と力を合わせて下克上渦巻く戦国の世を戦い抜いていく。
しかし、彼らの前に立ちはだかるは、異形の怪物・“鬼”。
人を喰らい生き血をすする鬼たちは、やがて日本全土を侵略していき人々に襲いかかる。
弱き者たちが次々と鬼の刃に倒れ、さながら地獄と化した日本を救うため、剣丞と久遠は傷つきながらも立ち上がり、各地の有力大名に檄を飛ばした────。
「我が下に集え!鬼をも恐れぬサムライたちよ!この日本を救うために!」
登場人物
※左が通称で、右がモデルになっている人物名。
主人公
織田家
剣丞隊
足利家
浅井家
松平家
長尾家
鈴木家
武田家
その他
『戦国†恋姫X』の追加キャラ
北条家
長尾家
その他
『戦国†恋姫オンライン』の登場キャラ
『戦国†恋姫EX壱』の登場キャラ
『戦国†恋姫EX弐』の登場キャラ
『戦国†恋姫EX参』の登場キャラ
『戦国†恋姫BRAVE壱』の登場キャラ
OPムービー
本作のOPムービーは、萌えゲーアワード2013でベストムービー賞・金賞を受賞した。
関連タグ
織田信奈の野望・・・戦国武将を美少女化したラノベ作品。2024年2月16日に『戦国†恋姫オンライン』でコラボイベントが開催。