概要
蜂須賀小六として知られる戦国時代の武将。1526年生、1586年没。
尾張に生まれ、若い頃は「川並衆」を率いて川での運送業や用心棒などを営んでいたとされている。
織田信長の美濃攻めの際、豊臣秀吉による墨俣の築城に協力し成功する。
彼の一族である蜂須賀家は豊臣一族滅亡後も外様大名として残り、明治に子爵となる。
通説と実像
ちなみに、川並衆という呼称は成立年代不詳の書物『武功夜話』で作られた呼称であり、江戸時代の資料には一切言及されておらず実在性には疑問が残る。
講談の影響で野盗出身だと信じられてきたが、実際は土豪の頭であったようだ。また知略にも長けていたようで、戦後処理や諜報工作にも従事し、晩年まで秀吉の側近を務めた。
関連タグ
蜂須賀五右衛門:ラノベ『織田信奈の野望』に登場する川並衆当主。秀吉の影武者となった主人公相良良晴股肱の臣。