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CV海原エレナ

見分を広めるため京へと旅立った久遠剣丞が、道中立ち寄った堺で出逢った天守教の司祭。

挙措動作は上品で、どこか気品を感じられるほど。

典雅、政戦両略、武芸にも通じるほぼ完璧超人ではあるが、それを鼻にかけない、慎ましさもある。

久遠から、頭の色で金柑と呼ばれている。

史実上のルイス・フロイスにあたる人物だが、実は日本人とポルトガル人のハーフであり、日本人としての名前は明智十兵衛

母親は明智光安の妹・槇。突然神隠しにあい、どういう訳か美濃からポルトガルへと流れ着き(『オンライン』ではフランシスコ・カブラルが行っていた日本人人身売買の被害にあった結果、と判明している)、そこで現地の男性と結ばれ、エーリカが生まれることとなった。

日本語が堪能なのは幼い頃から槇に教わっていたため。

上述の通り気品に溢れ落ちついた性格をしているが、実は城郭マニアとしての一面があり、初めて見る城、特に手が込んだ作りの城を前にすると目の色が変わる。

武器は細身の西洋剣「St.Bartolomeu」。神の力を刀身に集めて相手を斬り裂く技の使い手(劇中の描写から神の力を粒子状に展開し、高速で動かしてその振動で削り斬っていると思われる)。

表向きは天守教の布教のために来日したことになっているが、その真の目的は西洋でも鬼による被害が予見されたことから、その元凶と目される、鬼化の薬を使い日本を鬼の国に変えようとしている何者かを探し出し、暗殺すること。

そのために幕府の協力を仰ごうとしていたところへ久遠達と出会い、南蛮商人とのつながりを持とうとしていた久遠達に協力する対価として、元々京に向かい将軍に拝謁する予定であった久遠達に同行させてもらうことになる。

幕府の凋落ぶりに一度は落胆するものの、久遠達も鬼と敵対していること、鬼に対抗し得るだけの戦力を持っていることを知り、目的の一致からその後も協力体制を敷くこととなる。

その正体は外史の流れを監督する管理者(『恋姫†無双』における左慈于吉と同様の存在)であり、剣丞が越後、甲斐を連合に参加させることに成功した後、「明智光秀」としての正史上の役割に則り久遠を本能寺へと連れ去り本能寺の変を起こす。管理者としての能力で鬼を操り連合と敵対し久遠を殺そうとするが、「連合の一員・エーリカとしての本音」と「管理者としての使命」の間で葛藤していることを剣丞に見抜かれ、ルイス・フロイスでも明智光秀でもない「エーリカ」という一人の人間として生きる道を示される。剣丞の剣に貫かれるもそれによって管理者としての役割から解き放たれ、生まれ変わってまた出逢うことを約束して消滅した。

パラレルストーリーにあたる『X』でも同様に消滅するが、その後の吉野の御方と剣丞との戦いにおいて『無印』で消滅したエーリカが南光坊天海として転生して参戦。相手の技に囚われた剣丞を救い勝利に貢献した。

奥州の動乱に際しては『EX壱』と『オンライン(第31章以降)』で立ち位置が異なっており、『EX壱』では不参戦だったのに対し『オンライン』では行方不明となった先輩司祭コエリョの手掛かりが奥州にある可能性が浮上し、その捜索のため剣丞隊に同行。道中、駿河で巻き込まれた事件の中で囚われの身になっていた彼女の救出に成功し、彼女の療養の付き添いと布教再開の手伝いのために奥州行きの一行から離脱する。

*中の人ネタ

前作で天然ほんわかな魏の軍師を演じています。

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エーリカ(戦国†恋姫)
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