概要
室町時代から始まった刑罰。
細川晴元が、敵対する三好家臣・和田新五郎を捕縛した際に、和田を一条戻橋で見せしめに鋸で首を切ったことが記録上最初といわれている。
江戸時代には鋸をそばに罪人を身動きとれぬ状態にして首を差し出すように通りに置くことで、
(とはいえ、流石に切りたがる庶民は多くなく、しばらく晒された後には刀で斬首されることが多かったらしい)。
鋸引きの刑に処されたので有名なのは、杉谷善住坊(信長を狙撃した)や大賀弥四郎(元家康の家臣)等がいる。
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