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人物

生年不詳~天正元年9月10日(1573年10月5日)。

鉄砲の名手であったという以外の詳細は不明であり、出身についてはかつて織田家に滅ぼされた武家甲賀五十三家の一つである杉谷家の人間で、「忍者」「雑賀衆」「根来衆」「賞金稼ぎ」「猟師」とも言われている非常に謎の多い人物。

織田信長火縄銃狙撃した事でその名が知られる。狙撃の理由も、近江を追われた六角氏からの依頼、信長への個人的な恨み、鉄砲名人としての腕試し等諸説ある。

しかし狙撃そのものは失敗に終わっており、激怒した信長により「竹製の鋸で首を時間をかけて斬る」という末恐ろしい処刑にかけられてしまう。

創作

アニメ『戦国コレクション

CV:沢城みゆき

二つ名は銀蜂暗殺者として生計を立てていたが、突如現代に飛ばされた武将の1人。まだ戦国世界にいたとき、今川義元織田信長暗殺を依頼されており、現在も続行中である。

現代についた後、最初に出逢ったスタイル抜群で自由奔放なホームレスの少女アゲハに色々な生活の術を教えてもらいながら共に行動していた。

次第にアゲハと仲良くなるものの、暗殺者として生きる事を捨てきれず彼女の前から姿を消す決意をする。

そんな時、運良くターゲットである信長を発見するのだが……

信長の忍び

CV:竹本英史

六角義賢に仕える甲賀忍者。額にホクロがある鋭い目つきの男性。

「鉄砲 手裏剣 剣術 弓矢 毒殺 お色気 なんでもありだ」と嘯くほど戦闘技術は高いのだが、信長を襲撃しようとして千鳥に阻まれ、更に遠方から狙撃を行うも千鳥が自ら盾となったために2度も失敗してしまう。

それから六角家が落ちぶれたことで流浪の身に落ちぶれていたが、信長への恨みを晴らすため三度目の暗殺計画を練る。信長が超絶甘党であることに目をつけ、お菓子毒殺というせこい手段に出るが…。

織田信奈の野望

CV:浜田賢二

こちらも甲賀忍者と言う設定。

金さえ積まれれば女子供でも殺す暗殺者として知られているが、その本性は「乱世」という獣に心を食われた殺人狂戦闘狂であり、相良良晴が金で懐柔しようとしても「乱世を終わらせるような奴を野放しにしておけるかよ」と一蹴していた。

織田信奈を狙撃しようとするも、竹中半兵衛により阻まれ、捕えられる。その後脱走し、武田信玄を襲撃するも失敗。松永久秀の傘下に下った。

殿といっしょ

髭も髪も伸ばし放題のワイルドな風貌の破戒僧。

信長を仕留めようとするも、たまたま「裏切り選手権」開催中だったため、同じく馬上の信長を狙撃しようとしていた秀吉と光秀「しょうもない裏切りをかました奴は殺す、裏切らなかったら殺す」というお触れを重臣に出していた)に発見され、あっけなく処刑されてしまった。

黄金の日日

演:川谷拓三

今井家の鉄砲鍛冶師にして射撃の名手であり、納屋番の助左や飛脚番の五右衛門とは幼馴染。

今井家の跡取りである兼久に鹿撃ちだと騙されて信長を狙撃して追われる身となり、助左の計らいで琉球への逃亡を図るも船が難破し、大元方(経営者)宗久の命令で自分の口を封じる為に船に乗り込んでいた五右衛門や助左と共にルソンに漂着。

現地の女性と結婚するがホームシックにかかって帰国してしまい、一向一揆の支配する加賀へ落ち延びた。その後、一向宗門徒達に頼まれて鉄砲を買い付けにに戻るが、宗久の通報により待ち伏せていた織田の手勢に捕縛され、鋸引きの刑に処せられた。

漫画『ゴルゴ13

エピソード「史上初の狙撃者 ザ・ファースト・スナイパー」にてかつて行われた狙撃として杉谷善住坊が登場。

ゴルゴは敵討ちの条件として狙撃の再現しつつ成功させることを杉谷善住坊の子孫に依頼され、当時使用された2艇の火縄銃の扱いをマスターしたうえで、失敗の原因をつぶすという内容になっている。

ゴルゴが信頼する手袋職人や火縄銃の扱いを指導した六条有香といった脇役も見どころとなっている。

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