概要
『信長の忍び』の主人公「千鳥」(メイン画像左)が仕える「戦国三英傑」の一人、織田信長。
pixivタグとしては「織田信長(信長の忍び)」とする。
pixivタグ使用のお願い
現在、『信長の忍び』関連のpixivタグを使いやすくするために、
簡単に言うと「織田信長(信長の忍び)」のタグをクリックすれば、関連投稿作品が一覧でパッと出るようにするために、「織田信長(信長の忍び)」タグを張って回っております。
なるべく「織田信長(信長の忍び)」タグを使用して下さることをお願い致します。
なお、実在の人物である「織田信長」タグと併用するかどうかの判断は、利用者の皆さんにお任せします。
ご面倒をお掛けしますが、ご協力をお願い致します。
解説
『信長の忍び』に登場する「織田信長」その人。前日譚である『尾張統一記』では主人公を務める。
千鳥が幼い頃に尾張に潜入した折に信長と出会い、信長の「日本(ひのもと)の乱世を終わらせるため、天下を統一する」という言葉に惹かれ、信長を手助けするために「忍び」として仕える事になる。
描かれる際には口元が隠れていることが多く、鋭い目は母・土田御前譲り。月代は作らず総髪にしている。
千鳥が仕えた時点では、信長の治める尾張は、西の斎藤義龍、東の今川義元に挟まれる小国の領主でしかなかったが、先進的な政策・戦術により、天下を目指す。
本作では基本的にツッコミ担当で、ときには銃を持ち出してツッコむこともある。
だいたい銃で突っ込まれるのは木下秀吉(後の豊臣秀吉)である。
そして超がつくほどの甘党で下戸であり、甘味や酒が絡む話ではボケ役になる。
一般のイメージ通り気は短いが、甘いものを食すると大人しくなる…らしく、浅井家陥落後は甘味摂取量が倍増する(要するにそれだけストレスが溜まった)と帰蝶が漏らしている。逆に辛いものは話のタネにされただけで逆上するほど毛嫌いしている。
妹・お市を深く愛しており、お市様バカな勝家や秀吉に対しては割かし容赦なくツッコミを入れている。しかしながら、浅井家を滅亡させた後はすっかり疎遠になっており、後悔している描写も散見される。
なお、正室の帰蝶に関してはあまり記録が残されていないが、本作では「後世に残してはいけない気がする」と記録を付けないように部下(太田牛一など)に言及しているにとどまっており、夫婦仲はとても良い(千鳥曰く「夜は恥ずかしい台詞を言っている」らしい)。
史実通りの短気(作中でも突っ込まれている)かつ辛辣で、無礼を働いた部下を手打ちにしたり、戦略のために非戦闘員を殺害するなど冷酷な面を見せることもあるが、本作では甘党で下戸、更に重度の骨董品マニアな面を始めとして、原作者である重野なおきによる歴史考証のもと、主に「人間としての織田信長の逸話」が取り上げられることが多い。
また身内に甘すぎるところがあり、その失策で最終的に弟・織田信勝を死に至らしめた際には涙を流し、仲間を失う都度悲嘆にくれ、それでも前に進んでいる。そんな信長でも、生涯一度だけうれし泣きをしたことがあるのだが、その際には「ワシが泣いたことをばらした奴は即処刑」と恥ずかしがっていた。
喧嘩も強く、桶狭間までは自ら槍を取り前線で戦っていたのだが、ある事件を機に最前線に立つことを止めている。
余談だが公式ガイドブックである『はじめての織田信長』では半ば主役として(千鳥が架空の人物なので当たり前だが)書かれており、初心者でも安心して姉川の戦いまでの信長の覇道を知ることができる。現在姉川~長篠までを描いた2巻が発売中。
信長甘党伝説
- うつけと呼ばれていた頃から菓子・果物の盗み食いは日常茶飯事
- かじった柿を投げ捨てた山賊を見るなりブチ切れて皆殺しを宣告
- 元服に際しビッグ・マム海賊団みたいな名前を付けたがる(当然即却下)
- 傘下に下った丹羽長秀&佐久間信盛に酒の代わりに蜂蜜で子分盃をかわさせる
- 庭木が全部果樹
- 街道の街路樹も全て果樹
- 甘い物が好きだと偽って取り入った奴はクビ
- もちろん開き直って甘い物が嫌いだと抜かした奴は即不採用
- 金平糖を生まれて初めて食した時には天に召された
- うっかり「天下糖一」と書こうとする
- バナナを日本で初めて食した(注:史実)
- 戦の度に敵国のお菓子や果物を調べさせる
- 荒木村重のかの有名な肖像画の時も勿論饅頭をパクついていた