概要
「ツユ」は2024年6月8日まで活動していた日本の音楽ユニット。プロデユーサー兼ギターのぷす、ボーカルの礼衣、イラスト担当のおむたつ、動画担当のAzyuNの4人から活動を始めた。
2019年6月12日、ツユの処女作である「やっぱり雨は降るんだね」がYouTubeに投稿され、ツユの活動がスタートした。
2020年2月19日、1stアルバム「やっぱり雨は降るんだね」がリリースされ、同月28日よりピアノ担当のmiroがツユに加入した。2021年7月14日、2ndアルバム「貴方を不幸に誘いますね」をリリース。翌年1月23日には、おむたつとAzyuNの卒業が発表された。
2023年11月12日、ぷすの独断でライブツアー「革命前線」を最後にツユが活動休止をすることを発表。したのだが、翌年2月4日のツアーファイナルにて、解散回避宣言がぷすによって出され、ぷすはライブに来ていたファンに向かって土下座した。
2024年5月6日に、6月16日のワンマンライブをもってmiroが卒業することが発表され、それに伴ってmiroのピアノソロアルバムの発売も発表された。
しかし、ライブが目前に迫った5月31日、リーダーのぷすが自宅マンションで10代女性を刺し、殺人未遂の容疑で逮捕される。そして、9日後の6月8日、Xにて今後の活動についての発表があり、メンバーそれぞれが今後ツユとしての活動をしないことを発表。当然ながらワンマンライブの開催やピアノソロアルバムの発売も水の泡と化すこととなり、結成から5年の短さでツユは活動終了となった。皮肉にもツユ創設当時にぷすが発表した「ツユはできる限り個人の力で大きくしていきたい」という言葉を自分で裏切る形となった。
特にコナミの音楽ゲームに収録されていたこのアーティストの曲は、この事件の影響で2024年6月6日に一斉削除する措置を行った事を発表。また、SEGAの音楽ゲームの「チュウニズム」等のAC音楽ゲームやプロジェクトセカイもぷすに関連する楽曲をゲーム内から削除することを発表した。その他にもチュウニズムとのコラボで楽曲が移植された「頭文字D」や「Phigros」「Muse Dash」などの海外スマホゲームまでもが楽曲の削除を発表している。数ある楽曲削除のお知らせの中でも、理由付けがされていることからも影響が重大であることが窺える。
6月8日、16日にツユを卒業する予定であったmiroが、自身のけじめとして16日にツユの看板を下ろすことを発表した。
作品
1stアルバム「やっぱり雨は降るんだね」収録曲
2ndアルバム「貴方を不幸に誘いますね」収録曲
3rdアルバム「アンダーメンタリティ」収録曲
アルバム未収録曲
どんな結末がお望みだい?...リズムゲーム「プロジェクトセカイ」に書き下ろした楽曲。ぷすの事件の影響によりゲームから削除された。
関連タグ
YOASOBI・ヨルシカ...作詞作曲がボカロPの男性という点と、ボーカルが女性のグループという共通点がある。