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GUMIの編集履歴2024/06/29 16:13:50 版
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概要

株式会社インターネットから販売された音声合成DTMソフトウェアVOCALOID用データベース『Megpoidメグッポイド)』のバーチャルボーカリストとしての総合名称。

pixivにてキャラクターとして投稿されるイラスト及び小説に付加されるタグとしては、Megpoidメグッポイドよりもこちらの方が適切。

声のベースにしている人物は中島愛

特色

GUMIの大きな特徴として、伸びやかで心地よい声質のポテンシャルの高さが挙げられる。

発売当時の反応は必ずしも良いものばかりではなかったが、ボカロ初心者にも受け入れられやすく汎用性の高いこの声質と、使用感の良さから徐々に支持を集めた。

興味のある方は、まずとりあえず歌声を聞いてみよう。

初心者が歌わせてもそれなりに形になり、熟練者の難度の高い要求にも応え、パラメーターを変えれば全く異なる表情を見せるまさに七色の声

加えて女性ボーカルの王道的な声質と処理のし易さ等、当時のVOCALOID2界隈の性能では群を抜いており、後に使用Pらからは「オーバーテクノロジー」「ニコニコオーパーツ」とも評されることとなる。

発売当初は超時空アイドルの影響もあってか、明るいアイドルソングが中心になるかと思われた。

しかし、徐々にそのイメージから脱却し、VACALOIDとしてのポテンシャルの高さや、切ないバラードからテンポの早いハードロックまで曲調を選ばない万能性から根強い支持を得、オールラウンダーな活躍をするボカロとして活躍するようになる。

GUMIオリジナル曲も数えきれない程作られており、特に初音ミクとのコラボ曲「マトリョシカ」と、GUMIソロ曲「モザイクロール」のニコニコ1000万再生越え 、「ECHO」のYouTube動画一億再生超えによる神話も相まって史上最も売れたボカロの一人と言って良いだろう。

2013年8月には、40㍍P少年と魔法のロボット』が、NHK「みんなのうた」に起用される。人間の声以外で歌われた曲では史上初。

公式の版権について寛容な姿勢もあり、キャラ付けはほんわか系からクール系まで多様。様々な表情を見せる。

2022年9月16日、株式会社エーアイから中島愛の声を元にしたソフト『A.I.VOICE GUMI』が発売。

GUMIのトークソフトが発売されるのは2014年の「Megpoid Talk」以来であり、A.I.VOICEならではの豊かな感情表現やボイスフュージョンも搭載される。

来歴

2009年6月26日、VOCALOID2版が発売。

2011年10月21日、VOCALOID3対応の拡張音声『VOCALOID3 Megpoid』が発売。⇒V3GUMI

2011年3月16日、V2ノーマル音声をVOCALOID3に再調整した『Megpoid Native』が発売。

2013年2月28日、英語に対応した『Megpoid English』が発売。

2014年1月16日、文章読み上げソフトウェア『Megpoid Talk』が発売。

2015年11月5日、VOCALOID4対応の拡張音声『Megpoid V4』が発売。

2022年9月16日、A.I.VOICE用ソフト『A.I.VOICE GUMI』が発売。

2022年10月13日、『VOCALOID6 AI Megpoid』が発売。

2023年12月20日、『Synthesizer V』(日本語、英語、中国語、広東語、スペイン語)が発売。

外見

服装は様々で髪型も微妙に違うが、淡い黄緑色の髪の毛は共通している。

髪はミディアムロングヘアでやや前下がり。

顔の横の髪の毛がロングヘアな感じのややウェーブ髪である。色は淡い黄緑色。

勘違いされやすいが、ショートカットではなく全体がもっと長い髪である。

後ろ髪はポニーテールで結べる程度の長さはあるはずだが、長さは描き手の好みに任されている。

なお、スタイルはトランジスターグラマーかつ足長である。

顔つきは、種類によって幼かったり、大人っぽく描かれていたりする。表情も笑顔から切ない顔、クールな顔など様々。

モチーフカラーは黄緑黄色ピンク・白色など。

V2

服装は、オレンジの袖なしのジャケットに頭には、ゴーグル、黄色と白のフリルのスカートを着用している。腰のベルトにはヤマハの電子楽器「TENORI-ON」(テノリオン)をイメージしたデザインが取り入れられている。メイン画像参照。

後のVOCALOID3 Megpoid Native、Megpoid Talkも同じイラストである。

V3

Power、Sweet、Whisper 、Adultと、4つ種類があり、どれも少し異なった服装である。

基本的に、オレンジのジャケットに白と赤のゴーグル、下のスカートやズボンは、サスペンダーによって繋がれており、靴は、ロングブーツショートブーツと二種類存在する。→V3GUMI

English(英語対応)

ポニーテール。オレンジ色のドレスを着用。靴はサンダル。

V4

燕尾服風のベストに短パン。Native、Adult、Power、Sweet、Whisperそれぞれの音源で少し異なった服装になっている。

A.I.VOICE

ブラウス、ジャケット生地のタイトスカート、ワンピース、その上にコットンジャケットを羽織っていて、頭にカチューシャを付けている。ジャケットの四角はV2同様「TENORI-ON」(テノリオン)をモデルにしていると思われる。

A.I.VOICE2

アンダーリムのメガネを着用。

備考

記念日

年齢設定は特になく、最初の発売日から誕生日は6月26日(リズムの日)とされている。

また、9月3日(ぐみの日)もファンによってたくさんのイラストが飾られている。

なお、6月26日は中の人の『星間飛行』発売日の翌日である。

持ち物

花?

イメージカラーが黄緑黄色ピンクオーガニックカラー系であり、有機的で植物を思わせることから、イラストではのモチーフが使用されることが多い。→GUMIと花

ニンジン?

持ち物は確定していないが、初期は某アイドルの影響でニンジンが有力かと思われた。→GUMIと☆/GUMIとニンジン

鉄アレイ?

とある動画でのマイクが鉄アレイに見えると囁かれたため。

また、持ち物とはちょっと違うがライス定食もセットのアイテムにされる事がある。

A.I.VOICE GUMI公式デモでも、「グミ食べようっと」という発言があったりする。

楽曲提供

太鼓の達人ポップンSOUND_VOLTEXBEMANIなどのゲーム作品にも楽曲を提供している。

一部ゲーム作品ではキャラクターとしても登場している。

制作話

中島愛は「「グミ」って、私の子供のころのあだ名なんです。ゆうき先生のラフを見させていただいて、この子に私の子供の頃の名前がついたら嬉しいなって思ったんです。」と語っている

キャラクターデザインは漫画家ゆうきまさみ氏。インタビューによると「若い絵描きさんがいっぱいるので、ムチャ振りはそちらにしてもらえると、僕が助かります」とのこと。

「二次創作し易いキャラクター」をコンセプトとしているため、公式設定では特になく、二次創作での表現に制限はない

『Megpoid Complete』では、イラストレーター雨色氏が彩色を担当。

『Megpoid English』では、イラストレーターぶーた氏が彩色を担当。

『A.I.VOICE GUMI』および『VOCALOID6 AI Megpoid』では、イラストレーターのう氏がキャラクターデザインを担当している。

カラオケ版権

カラオケでGUMIの登場するPVを配信する場合、キャラクター利用料がかからない。理由はインターネット社の「版権管理が大変だから」という何とものんびりした方針からだったりする。(ただし、当然ながらPVの二次利用には個別に作者への了解がいる)

関連動画

関連タグ

VOCALOID VOCALOID2 VOCALOID3 VOCALOID4 A.I.VOICE

V3GUMI Megpoid_English

別名・表記揺れ

メグッポイド Megpoid めぐっぽいど グミッポイド めぐぽ

ぐっさん ぐみ グミ ※他のキャラクターも含む)

GUMIオリジナル曲関連

詳しくは ⇒ GUMIオリジナル曲

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