概要
オーストラリア北部のオエンベリに集結した、反地球連邦組織が設立した私設軍隊。
リーダーはフォビオ・リベラで、彼の呼びかけに応じてオエンベリにとどまっている。
不法地球居住者を中心とした陸軍結成を目標とし、さらには地球連邦の物資を横流しして空軍の編成を目論んでいた。ハウンゼン356便をハイジャックした、マフティー・エリンを名乗るハイジャッカーはここの所属であり、目的は陸軍設立のための資金調達だった。
反地球連邦政府運動の一角ではあり、連邦軍のキンバレー隊による虐殺が行われているという噂もあったため、ハサウェイたちは救出に向かった。のちにマフティーとは協力関係を結ぶこととなる。
オエンベリ軍の武装蜂起に際し、マフティーの黒幕であるクワック・サルヴァーは「マフティーの運動を始めた真の効果」と喜んだものの、キンバレー部隊のケネス・スレッグや警察機構のゲイス・H・ヒューゲストは大衆がマフティーの活動を支持し、「現代のジャンヌ・ダルク」などと言ってもてはやしている現状を危惧している。特にケネスはマフティーへの対応が遅れることで彼が本当の政治闘争の偶像(アイドル)となり、実際に彼が指揮しなくても各地で勝手にマフティーの軍が出来てしまう危険性を指摘し、「マフティーを本物のアイドルになる前にジャンヌ・ダルクのように火あぶりにする」と宣言している。
劇場アニメ版の第一部は、マフティーがオエンベリに偵察に向かうところで終わっている。
エンドロールが終わった後には、本編より二日前のキンバレー部隊により蹂躙されたオエンベリの絵が表れている。
関連タグ
登場作品 | 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ |
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関連機体 | べース・ジャバー - 小説版/ ギャプラン - 映画版 |
所属人物 | ファビオ・リベラ / チャング・ヘイ / フェデリコ・マルティーニ / メイホウ / かぼちゃマスク |