ダークマイト構文とは映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」に登場するヴィラン・ダークマイトの台詞及び、その概要等からネットミーム化した一連の文言である。
なおユアネクストは当記事作成時点で上映されておらず、当記事に書かれている内容もリークなどではなく上映前に公式から公開されたPVや公式サイトの情報が元となっている事に留意されたし。
1つ問おう!概要を説明するには何が必要だと思うかね? そう、経緯だ!
本構文を解説するにあたって外せないのは、構文が広まる以前から既に圧倒的なインパクトを放っていた本作の敵役ダークマイトの解説である。
前提としてヒロアカの劇場版はアニメオリジナルの内容ではあるもののパラレル作品というわけではなく、しっかりと原作本編との時系列の噛み合いを意識して作られている。(映画1作目に登場したメリッサを始め、映画オリジナルキャラクターがチラッと原作のコマにも登場している)
当然このダークマイトも原作内の何処かの時系列に登場する事になるのだが、それは何処か。
最終決戦直前である。
この最終決戦手前の1週間というのはアメリカNo.1ヒーロースターアンドストライプが自身の命と引き換えに死柄木弔に大打撃を与える事で稼いだ時間であり、デク達にとっても決戦に備える為の貴重な時間であった。
そんなスターも敬愛する史上最高のヒーローの後継者を自称しながら、ヒーロー達の貴重な1週間を破壊すべく現れたのがこのダークマイトである。
そのネーミングもビジュアルも、
・ヒーローの後継者を名乗りながら自分からダークを名乗る
・元のオールマイトを知ってる人間からしたら口を揃えてありえないと断じる贅沢なファッション
と平成初期まで時代が逆行したのかと錯覚するような直球の偽物系ヴィランそのものであり、
原作連載終了とほぼ同時期の映画という事もあってこの時点でヒロアカファンからの注目度は非常に高かった。
世界よもう大丈夫!概要が来た
といった具合でダークマイトはヒロアカ界隈では大きな衝撃をもって迎えられたものの、あくまでそれは界隈の中の話。
構文そのものは某掲示板サイト等で既に確立されていたものの予告PVの時点では台詞もそれほど多くなく、ダークマイト自体は話題に上がるものの構文単独で使われることはそれほど多くなかった。
そんな中、突如として本予告が公開され、視聴者の腹筋を飲み込んでしまう。
「ダークマイト伝説」を筆頭にやりたい放題のダークマイトの発言によって話題は加速。
また映画情報サイトなどに記載されていた後述のあらすじ文が非常に改変がしやすく、こちらもSNS等で話題となった結果ヒロアカファンの外にもダークマイトとその構文が段々と広まっていく事となる。
しまいには「ダークマイトを見てヒロアカに興味を持った」などといった声まで上がるようになり(通称ダークマーケティング)、ヒロアカ史上最大のネットミームとしてダークマイトは映画公開前から強大な存在感を放つようになったのである。
これが、構文の力ァ!
前述のとおりあらすじと語録の2種類に分かれる。
あらすじ系
・そんな中、突如として謎の巨大要塞が現れ、街や人々を飲み込んでしまう。そして出久たちの前に、見た目はオールマイトにそっくりだが真逆の信念を持つ敵・ダークマイトが立ちはだかる。
「ダークマイト乱入構文」とも呼ばれる。ユアネクストのあらすじは複数あるがその内のひとつの下部分を抽出したもの。全文はこちらで見れる
作品を問わず適当なあらすじにくっつけるだけであらゆる状況にダークマイトと謎の巨大要塞を登場させることが出来る。
改変する場合は基本的に[出久たち]の部分だけを書き換えて使う事が多い。
語録系
(以下はそれぞれ、「元のセリフ」/構文として使用する際のテンプレート)
予告PV
・「この俺があなたを…象徴を引き継ぐ…!」/この俺があなたを…○○を引き継ぐ…!
・「次は、俺だ!」
特報PV
・「1つ問おう!新時代を作るには何が必要だと思うかね?そう、破壊だ!」/1つ問おう!○○○○には何が必要だと思うかね?そう、××だ!
・「旧態にしがみつく者どもよ、新たな象徴を前に己の脆弱さを思い知るがいい」/旧態にしがみつく者どもよ、新たな○○を前に己の脆弱さを思い知るがいい
・「ダークマイト…新しい象徴の名さ」/ダーク○○…新しい××の名さ
本予告PV
・「この俺が…象徴となる!」/この俺が…○○となる!
・「今のあなたは力を失ったただの人間…」/今のあなたは○○を失ったただの××…
・「この力で俺はオールマイトを超える!」/この力で俺は○○を超える!
・「ダークマイト伝説の幕開けだぁ!」/○○伝説の幕開けだぁ!
・「世界よもう大丈夫!俺が来た」/○○よもう大丈夫!俺が来た
・「これが、象徴の力ァ!」/これが、○○の力ァ!
予告段階でのダークマイトの全セリフが構文として並んでいる。
ただの自己紹介から語気の強烈な構文まで幅広く揃っており、改変もしやすい。
使い勝手は非常に良いが、会話の中で引用する際はダークマイトの存在感に話題を持っていかれかねない点に注意しよう。
今のあなたは関連イラストを失ったただの白紙…
(ダークマイトに関するイラストを紹介してください。)
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ステイン…同じくオールマイトファンのヴィラン