概要
世界を創造した「三柱の女神」である力の女神ディン、知恵の女神ネール、勇気の女神フロルのうちの1人である。
神々が天地開闢の地に遺したとされる神器トライフォースは、彼女たちの遺産であると伝えられている。この神器の3つの構成要素も女神の名を指してそれぞれ力、知恵、勇気のトライフォースといい、大三角を正面から見て上の位置にあるトライフォースが「力」、左下のものが「知恵」、右下のものが「勇気」に当たる。
「ふしぎの木の実」では時を司る「時の巫女」として登場する。魔王ガノン復活をたくらみ裏で手を引くツインローバに差し向けられた闇の司祭ベランに肉体をのっとられ、魔王復活に必要な人々の嘆きの力を集めるために利用されてしまう。
「ふしぎのぼうし」ではディン、フロルと共に登場。ただしストーリーに大きく関係するわけではなく、ゲスト出演。サブイベントを進め方によって彼女から「ネールのお守り」がもらえるようになる
漫画版
姫川明のコミカライズでは時空の章から登場。ベランに憑依され乗っ取られてしまう。
ベラン自身はシリアスな悪党なのだが、なぜかネールに憑依している間は憎めない悪としての側面を持つギャグキャラとしての一面を見せる。
アンビ女王を「世界中に貴方の名を知らしめるのです」と唆して暗黒の塔を建造させ、逆らう者たちを処刑させていた。しかし密かに女王の護衛騎士レバンが罪人たちを救出し、レジスタンスに取り込んでいた。
怪しんだベランはネールの肉体から分離して調査に出る。その際はネールの意識が眠らされているためまた憑依されてしまう。一度ネールに憑依した状態でリンクと対峙するが、その際は使い魔をけしかけることで圧倒した。
終盤ではリンクが手にしたハテナの実によって肉体から追い出されるが、ベランはアンビに憑依して再び暗黒の塔の建造に着手。正気を取り戻したネールは、反逆者の汚名を着せられたリンクたちを転移能力で救った。