左手は添えるだけ

ひだりてはそえるだけ

漫画『SLAM DUNK』のセリフ。

概要

『スラムダンク』の主人公桜木花道のセリフである。

山王戦のラストを飾る登場人物が一切セリフ無しでの展開（ナレーションの説明セリフは出ている）において、試合終了がたった数秒前の時、相手のゴール付近に走って立ち止まっていた桜木が「ぶつぶつ」と呟きながら、ボールを持っている様に両手を構えながらこのセリフを言う。

そして、それを見た流川楓からボールのパスが来て、桜木はロングシュートでゴールを決める。

ちなみに、同じ内容のセリフ自体は陵南戦前に特訓したゴール下でのシュート練習において、赤木剛憲が桜木にシュートをする際の基本として話している。

なお、この時は赤木の「左手は？」に対してフォームを整えて「そえるだけ」と返すだけであり、左手は添えるだけとは言っていない点に注意。

ひたすら反復練習による徹底的に叩き込んだ内容が、インターハイ前でのロングシュート２万本の練習でも、そして山王に勝利する最後の決め手にも繋がるという、ある意味で桜木の集大成とも言える名台詞である。

余談だが、パロディとして挙げられる作品の一つにケロロ軍曹がある。

登場人物のドロロ兵長がまんま同じ事をやっているのだが、なんとTVアニメ版での声優が草尾毅なので中の人ネタになっている。

また、獣電戦隊キョウリュウジャー第32話で登場したゲスト怪人も同じ声優で且つ同じ台詞を口にしているため、これも中の人ネタである。

Pixivでは、その有名さと使いやすさからスラムダンク以外にも付けられる事が多いタグである。

その理由？お察しください・・・