概要
ドラキュラとは、ブラム・ストーカーの恐怖小説『ドラキュラ』に登場する男性吸血鬼。転じて、吸血鬼一般を表す言葉としても使用されている。
ドラキュラのモデルは15世紀のルーマニア、トランシルヴァニア地方の領主・ワラキア公ヴラド3世とされているが。実際のところ使われているのはドラキュラというヴラドのニックネームと、出身地が現在のルーマニアという点だけである。
なお、ドラキュラとは現地の言葉で竜の息子という意味である。
小説としてのドラキュラ
イギリス・イングランドの小説家であるブラム・ストーカーが執筆したゴシック小説。
ルーマニアからイギリスへ渡ろうと企むドラキュラ伯爵と、伯爵の正体を知り倒そうとする人間側の戦いが書き込まれている。リアルタイムに出来事が起こるのではなく、日記や録音された音声などによって話が進められていくのが特徴。
現在では『フランケンシュタイン』と共にゴシックホラーの代表作となっている。