概要
デニス・マックフィールドの使用カード。
カードテキスト
【Pスケール:青5/赤5】
「Emヒグルミ」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示の「Em」モンスターが
戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
その後、自分は500ダメージを受ける。
【モンスター効果】
(1):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキから「Emヒグルミ」以外の「Em」モンスター1体を特殊召喚する。
解説
なんでモンスター効果にターン1が無いんですかね。テキストを入れ忘れたとしか思えないカード(そのためなのか、2024年7月1日以降のテキストでは、モンスター効果にターン1の制限が追加された)。フィールドであればモンスターゾーン・ペンデュラムゾーンのどちらで破壊された場合でもリクルート効果を発動できる。登場から167日という歴代最速で禁止カードに指定された。この時、相性の良かったEmダメージ・ジャグラーも同じく禁止カードに指定されたが、あちらは3年程度で無罪放免となった。
最速禁止カードタイ記録として、EMモンキーボードも存在しているが、今のところ最速記録は破られていない。まぁ破られる方がおかしいのだが。ちなみにペンデュラム召喚弱体化や、凄まじいパワーカードの登場のせいもあってEMモンキーボードは制限カードへと復帰していたりする。
DABLで類似効果を持つ「竜剣士イグニスP」が登場した。このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できないとしっかりと記述されている。
ちなみに、アニメ版でのモンスター効果は、手札から(同名カードを含めた)レベル4以下の「Em」モンスターを特殊召喚する効果になっていた(また、ペンデュラム効果もOCG版とは異なり、「Em」以外のモンスターや裏側表示のモンスターが破壊された場合でも特殊召喚できた他、効果ダメージのデメリットもなかった)。
OCG化に至って前述の効果に変更されて大幅に強化されたのだが、大幅に強化しすぎた結果、歴代最速で禁止カードになってしまうという皮肉な結果になってしまった。
その後、「ANIMATION CHRONICLE 2024」で再録される際に、前述したように、モンスター効果にターン1の制限が追加されるというエラッタを施され、2024年7月1日に制限復帰。新マスタールール以降は、ペンデュラム召喚ギミック自体が弱体化されているということもあり、ターン1制限を追加すれば許容された効果になるということから、前述のエラッタで十分と判断された可能性も高いだろう。
なお、このカードとマジェスペクター・ユニコーンが2024年7月1日に制限復帰したことにより、2015年10月1日のリミットレギュレーション(つまり、2016年1月1日にエラッタ前のこのカードが禁止カードになる前のリミットレギュレーション)以来、禁止カードになっているペンデュラムモンスターが存在しなくなった。
2024年7月1日以降のテキスト
ペンデュラム・効果モンスター
星4/炎属性/魔法使い族/攻1000/守1000
【Pスケール:青5/赤5】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示の「Em」モンスターが
戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、自分は500ダメージを受ける。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキから「Emヒグルミ」以外の「Em」モンスター1体を特殊召喚する。
関連タグ
ペンデュラムモンスター 効果モンスター 禁止カード(遊戯王OCG)