概要
街角や公園などに立つ街娼のこと。明治時代に生まれ、古くはは登り坂で苦戦する人力車や荷車を後押しする日雇い労働者の「立ちん坊」の事を指していたが、大正の時代になって現代でも定着している意味に変化している。
声をかけてきた客と値段などの交渉をし、まとまればラブホテルやレンタルルームなどに移動して売春行為を行う。
昔は戦後のいわゆるパンパンなどのような、貧困のあまり身を売る者が中心であった。
その後昭和後期や平成と移り変わっては一般の風俗店で務まらなくなった高齢層や外国人が中心であった。
近年は若年層が急速に増えていると言われている。
2023年前後はなんと男性の立ちんぼも増えており、女装した外国人男性の立ちんぼも存在する。
「立ちんぼ」の危険性
店に所属している風俗嬢であれば、比較的良心的な店なら定期的な性行為感染症検査と年齢確認をおこなっているが、立ちんぼは店に所属していないためどのような病気を持っているのか全くわからない。
また脱法的な売春である関係上、立ちんぼのスポットには少なからず暴力団や外国人マフィアの影が存在する。
立ちんぼ達から上納金をせしめたり、話を通さないで立っている者には危害を加えられる可能性もある。
令和以降は特に担当ホストから勧められ立ちんぼになるホス狂が急増しておりこれが上述の低年齢化にもつながっている。
当然、一般の風俗店でなくアングラ業態を薦めるホストの方も暴力団関係のつながりがある可能性が高い。
こうした事情から警察も、売春防止法や各地の条例を適用し一般の風俗店よりも厳しく摘発を行うこともある。
2023年初頭に東京都で行われた一斉摘発の際は、ほとんどがホス狂やメン地下に貢ぐための者であったという。
これらの立ちんぼを買おうとする客の方にしても、違法性アングラ性の強い業態であるために病気をうつされたり、相手が未成年で逮捕されたりといった危険性が極めて大きい。
性感染症に罹患中で勤務先の風俗店から出勤停止になっている風俗嬢が治癒前に立ちんぼをやっている可能性も指摘されており、各種感染症をもらう可能性は普通の風俗店よりはっきりと高いと言える。
リスクがより高い形態を選ぶ時点で立ちんぼになる女性のモラルや判断力も低い率が高く、悪質な者は客の財布を盗んで逃げたり美人局やぼったくり風俗店と連携していたりもする。
立ちんぼスポットとして場所が知れ渡ると、炎上系芸風や半グレ系の配信者が押し寄せたりすることもありこれによる身バレの危険性も出てきている。
街の治安や雰囲気の悪化を嫌う付近の住民から通報が来て摘発される危険性も高い。
また、外国人立ちんぼは入管法等の法律にも抵触する可能性がある。
最近では、生活苦を理由に活動を始めた学生等の立ちんぼは減少したものの、風俗嬢として勤務しながら2足のわらじで立ちんぼを行う女性たちがグループとなって警察のパトロールを逃れようと対策しており、いたちごっこ状態となっている。
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新宿野戦病院:リアルな歌舞伎町を再現するためか、平然と登場している。