解説
英語表記は「Yelena Belova」。日本語表記では「ヤレナ・ベラーヴァ」とされることもある。
『インヒューマンズ』第5号(1999年3月)にて初登場。
レッドルームにて訓練を受けたスパイであり、暗殺者。
同じくレッドルームで訓練を受けた初代ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフと、ブラック・ウィドウの称号をかけた戦いに臨むが、ナターシャとの出会いを通じて変わっていく。
MCU
演:フローレンス・ピュー、日本語吹替:田村睦心
映画『ブラック・ウィドウ』にて初登場。
ナターシャと同じくレッドルームで訓練を受けた暗殺者「ウィドウ」の一人であり、子どものときはナターシャとともに疑似家族としてアメリカで潜入作戦に従事、それ以来ナターシャを「姉」として慕い、アレクセイやメリーナのことも「父」と「母」として認めている。
疑似家族だが、エレーナ自身はナターシャがアレクセイとメリーナに「家族じゃない」と強く否定した時は、本気で泣いてしまう程に家族同然に愛している(流石のナターシャもばつが悪そうな表情を浮かべていた)。
ナターシャに負けず劣らずの戦闘能力を有しているが、若さゆえに感情に基づいた行動をとることがある。
ブラック・ウィドウ
初登場作品。
序盤ではレッドルームの洗脳を受けた状態であったが、暗殺標的である元ウィドウのオクサナから洗脳の解毒剤であるレッドダストをふりかけられたことで暗殺が解け、彼女の意志を継いでウィドウたちの洗脳を解くため行動を起こす。
その過程で、姉のナターシャ、父のアレクセイ・ショスタコフ、母のメリーナと再会。
彼女たちとともに、レッドルーム、そしてその支配者であるドレイコフの打倒に臨む。
ポストクレジットでは、『エンドゲーム』後の姿が描かれ、謎の女性ヴァルにそそのかされる形で、ナターシャの仇としてクリント・バートン / ホークアイを狙うことを決意する。
ホークアイ
第4話にて登場。
ケイト・ビショップの母エレノアに依頼される形で、クリント暗殺のために動く。
クリントを師匠と慕うケイトとは、彼を殺すか否かで対立する立場ではあるものの、まだ未熟な彼女との会話を楽しんでいる様子。
最後にはクリントを追い詰めるものの、彼からナターシャの最後を聞き、悲しみながらも、彼を殺すことを諦める。
サンダーボルツ
登場予定。