※日本語表記では「ヤレナ・ベラーヴァ」とされることもある
解説
MARVELコミックのキャラクター。1999年1月の『Inhumans (Vol.2) #5』で初登場。
初代ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフと同じくレッドルームで訓練を受けたスパイであり、暗殺者。
当初こそブラック・ウィドウの称号をかけてナターシャと敵対していたが、出会いを通じて心変わりし、S.H.I.E.L.D.のエージェントになるもA.I.M.に寝返り、シークレット・アベンジャーズとの戦いで死亡。しかしクローンに記憶を注入するレッドルームの技術で実質蘇り、現在は「ホワイト・ウィドウ」として主に後進の育成を担当している。
MCU
演:フローレンス・ピュー、吹替:田村睦心
映画『ブラック・ウィドウ』にて初登場。
ナターシャと同じくレッドルームで訓練を受けた暗殺者「ウィドウ」の1人であり、子どものときはナターシャとともに疑似家族としてアメリカで潜入作戦に従事、それ以来ナターシャを「姉」として慕い、アレクセイ・ショスタコフやメリーナ・ヴォストコフのことも「父」と「母」として認めていた。
疑似家族とはいえ、エレーナ自身はナターシャがアレクセイとメリーナに「家族じゃない」と強く否定したり、人格に問題がある両親に失望して、本気で泣いてしまう程に家族同然に思っていた様子(強い言動のあまりに、エレーナが泣いてしまう切っ掛けを作ったナターシャも流石にばつが悪そうな表情を浮かべていた)。
ナターシャに負けず劣らずの戦闘能力を有しているが、若さゆえに感情に基づいた行動をとることがある。
ブラック・ウィドウ
初登場作品。
序盤ではレッドルームの洗脳を受けた状態であったが、暗殺標的である元ウィドウのオクサナから洗脳の解毒剤であるレッドダストをふりかけられたことで暗殺が解け、彼女の意志を継いでウィドウたちの洗脳を解くため行動を起こす。
その過程でナターシャ、アレクセイ、メリーナと再会。
彼女たちとともにレッドルーム、そしてその支配者であるドレイコフの打倒に臨む。
ポストクレジットでは『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の姿が描かれ、謎の女性ヴァルにそそのかされる形で、ナターシャの仇としてクリント・バートン / ホークアイを狙うことを決意する。
ホークアイ
第4話にて登場。
ケイト・ビショップの母エレノアに依頼される形で、クリント暗殺のために動く。
クリントを師匠と慕うケイトとは、彼を殺すか否かで対立する立場ではあるものの、まだ未熟な彼女との会話を楽しんでいる様子。
最後にはクリントを追い詰めるものの、彼からナターシャの最期を聞き、悲しみながらも彼を殺すことを諦める。
サンダーボルツ*
父のアレクセイ、ドレイコフの娘アントニアと共に登場予定。
特報では最も出番が多く、主人公の扱いになる模様。