この項目にはコミックス15巻未収録のネタバレが含まれています。
CV:長江里加
概要
戦隊大失格に登場するキャラクター。ブルー部隊従一位。
単行本の単独表紙は第12巻。
容姿・性格
容姿は小柄で赤丸の頬に前髪の左右に3連の水玉模様の髪飾りを付けたボブカットが特徴的な女性隊員。
ちなみにこの髪飾りは数が増えており、青嶋庄吾着任時には3つ(左1つ・右2つ)であった。
どうやら見た目より歳を重ねているらしく、酉の幹部ペルトロラからは肌質が「若くない」ことを言い当てられてたり、合体幹部チャコブル・ヤケコカブが元々個別の怪人であることを暴くと「(合体前の自分たちを知っているなんて)古株だな」と言われている。
ブルー部隊員として
ブルーキーパーである青嶋庄吾を「ブルーちゃん」と呼び慕っており、身の回りの世話をしている。
粗雑な態度を見せるブルーキーパーが実は優しい性格であることを見抜いている。
ブルー部隊員からも慕われており、幹部ペルトロラに襲われてから目覚めるまで付きっ切りで見守られていた。
上司・部下・所属問わず、特に戦闘員Dが擬態した桜間日々輝にも(戦闘員が化けているとも知らず)友好的に接している辺り、その態度が伺える。
戦闘能力
従一位だけあり戦闘員は簡単に倒すことができる。
ただし、さすがに幹部に対しては歯が立たずに防戦一方となってしまっていた。
神具レプリカ
カートリッジ「海坊主」と併用することで銃のような形になるレプリカを所持している。
ブルーキーパーと戦闘員Dの一騎打ち後、戦闘員Dによって神具ごと盗まれ、錫切夢子の手に渡る。
カートリッジ「海坊主」
巨大な中年男性の顔らしきものを呼び出し、その口から水を収束させたレーザー砲を放つ。
作中の動向
パイロンの巣編
大戦隊側の怪人(試験官)として登場。
ブルー組である浦部永玄と小熊蘭丸に扉を開く鍵を取られ、早々に見学に回っていた。
ペルトロラの襲撃時に負傷するも蘭丸に庇われ戦線離脱。その後は療養していた。
夢の学園編
大直会には参加しているものの、ブルーキーパーが空位のためレッドキーパー・赤刎創星にもそれを指摘される。
藍染自らが志願するも「身長が低すぎるので見栄えが悪い(要約)」ことを理由に却下される。
怪人保護協会編
大戦隊残部隊VS怪人保護協会の総力戦に同行。
新ブルーキーパーとなった蒼馬圭介のことは認めていないらしく、彼が改めてブルーキーパーに選ばれた際には「ブルーちゃんの仇を取ろう」と焦点が合ってない瞳で勧誘をしてきた。
協会地下の実験施設で戦闘員Dを発見するとブルーキーパーの仇を取るべく交戦。
その中で薄久保天使が橙代大介から託された「神具レプリカVer2.0」を落としたのを拾い、神具と認識すると迷わず飲み込む。
直前に竜神と思わしき存在とシンクロしたかと思うと突如左腕が膨れ上がり、神具カートリッジ「海坊主」と同等の力を発揮し、Dの右足を粉砕した(神具レプリカも神具であるため、負傷した部分は再生ができなくなってしまう)。
レプリカの力にブルーキーパーの存在を感じる藍染だったがユリメリダの力に覚醒した天使が藍染の暴走を止め、昏倒させた。
しかし、レプリカVer2.0は排出されていなかった……
新戦隊~戦闘員逃走中編
怪人保護協会との戦闘後も変わらずブルー部隊には所属しているが従一位の座を碧流亜乱に渡した。
戦闘員Dを巡り、大戦隊VSジェネラルナイトの生放送が開始されるとそれをテレビで見ていた藍染が単身出撃。
レプリカVer2.0を制御できるようになったのか腕の長さが身長の数倍以上にも伸び、能力のオン・オフを自らの意思で行っている。
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(戦隊大失格第151話以降のネタバレがあります)
過剰な能力の行使、そしてーーー
戦闘員Dのみならず、ジェネラルナイト3人を軽々と相手にする藍染。
しかし、そのあまりにも強大な力から日々輝はレッドキーパーが見せた「新フォーム」に類する覚醒だと察する。
「今、平和に暮らしている人達の当たり前の日常を守る」という矜持を胸に秘めていた藍染だったが神具レプリカVer2.0の過剰な行使と「ブルーキーパーに手が届かない」という無念が掛け合わさり爆発を起こす。
吹き飛ばされた日々輝は右腕を切断され、番組を組んだテレビクルーは驚愕し、戦闘員Dは茫然とし、大戦隊からドラゴンキーパー全員に指令が行き渡る。
「これまでの13体とは別個体。新たな幹部だ」
「ドラゴンキーパー全員出撃せよ」
戦闘員Dの前に現れたのは両腕が宙に浮かぶ歪な人形のような姿をした怪人と化した藍染であった。