藍染小町
あいぞめこまち
この項目には単行本未収録のネタバレが含まれています。
CV:長江里加
容姿は小柄で赤丸の頬に前髪の左右に3連の水玉模様の髪飾りを付けたボブカットが特徴的な女性隊員。
ちなみにこの髪飾りは数が増えており、後の上官である青嶋庄吾の着任当時には3つ(左1つ・右2つ)であったが、作中の物語開始時点ではメイン画像の通り左右3つずつに増えている。
どうやら見た目より歳を重ねているらしく、「酉」の怪人幹部ペルトロラからは肌質が「若くない」ことを言い当てられてたり、合体幹部チャコブル・ヤケコカブが元々個別の怪人であることを暴くと「(合体前の自分たちを知っているなんて)古株だな」と言われている。
ブルーキーパーである青嶋庄吾を「ブルーちゃん」と呼び慕っており、身の回りの世話をしている。粗雑な態度を見せるブルーキーパーが実は優しい性格であることを見抜いている。
ブルー部隊員からも慕われており、ペルトロラに襲われてから目覚めるまで付きっ切りで見守られていた。
上司・部下・所属問わず、特に戦闘員Dが擬態した桜間日々輝にも(戦闘員が化けているとも知らず)友好的に接している辺り、その態度がうかがえる。
パイロンの巣編
大戦隊側の怪人(試験官)として登場。
ブルー組である浦部永玄と小熊蘭丸に扉を開く鍵を取られ、早々に見学に回っていた。
ペルトロラの襲撃時に負傷するも蘭丸に庇われ戦線離脱。その後は療養していた。
夢の学園編
大直会には参加しているものの、ブルーキーパーが空位となったためレッドキーパー・赤刎創星にもそれを指摘される。
そこで自らが後任に志願するも「身長が低すぎるので見栄えが悪い(要約)」ことを理由に赤刎に却下された(次の瞬間、元の従一位である蒼馬圭介のブルーキーパー抜擢を決められている)。
戦保怪戦編
大戦隊残部隊VS怪人保護協会の総力戦に同行。
新ブルーキーパーとなった蒼馬圭介のことは認めていないらしく、彼が改めてブルーキーパーに選ばれた際には「ブルーちゃんの仇を取ろう」と焦点が合ってない瞳で勧誘をしてきた。
協会地下の実験施設でDを発見するとブルーキーパーの仇を取るべく交戦。
その中で薄久保天使が橙代大介から託された「神具レプリカVer2.0」をDが落としたのを拾い、神具と認識すると迷わず飲み込む。
直後に竜神と思わしき存在とシンクロしたかと思うと突如左腕が膨れ上がり、神具カートリッジ「海坊主」と同等の力を発揮し、Dの右足を粉砕した(神具レプリカも神具であるため、負傷した部分は再生ができなくなってしまう)。
レプリカの力にブルーキーパーの存在を感じる藍染だったが、ユリメリダの力に覚醒した天使が藍染の暴走を止め、昏倒させた。
しかし、レプリカVer2.0は排出されていなかった……
(『戦隊大失格』第151話以降のネタバレがあります)
過剰な能力の行使、そしてーーー
Dのみならず、ジェネラルナイト3人を軽々と相手にする藍染。
しかし、そのあまりにも強大な力から日々輝はレッドキーパーが見せた「新フォーム」に類する覚醒だと察する。
「今、平和に暮らしている人達の当たり前の日常を守る」という矜持を胸に秘めていた藍染だったが神具レプリカVer2.0の過剰な行使と「ブルーキーパーに手が届かない」という無念が掛け合わさり爆発を起こす。
吹き飛ばされた日々輝は右腕を切断され、番組を組んだテレビクルーは驚愕し、Dは茫然とし、大戦隊からドラゴンキーパー全員に指令が行き渡る。
「これまでの13体とは別個体。新たな幹部だ」
「ドラゴンキーパー全員出撃せよ」
Dの前に現れたのは両腕が宙に浮かぶ歪な人形のような姿をした怪人と化した藍染であった。
藍染小町(怪人)
神具レプリカVer2.0の過剰行使により、幹部怪人と化した藍染。
怪人化したことにより神具の力が使えなくなったのかDに攻撃をしてもすぐに再生をさせてしまった。
しかし、射程距離がほぼ無限ともいえる「不可視の拳」により多少距離をとっても捕まってしまう厄介さを持つ。
真の関連タグ
悪堕ち:大戦隊自体が本作の敵役とはいえ、あくまでも建前上は市民の味方の正義の戦隊であるゆえ。