イエローキーパー
いえろーきーぱー
「黄理谷真夜、変身」
戦闘時はもとより、大戦隊のイエロー部隊駐屯地にいるときでさえマスクを着けており、そのマスクで隠れていない口は常に歯を出して笑っている、人を食ったような性格の男性。ドラゴンキーパーの5人の中で作中マスクを取った姿が登場したのが一番遅い。
技術開発がメインのイエロー部隊のリーダーだけに、ドラゴンキーパーの変身システムやドラゴンガジェットの開発、日曜決戦の演出・神具開発などを取り仕切っている。
新人隊員の(ほぼ無礼な)質問にも平然と答えてみせたり、一の部下である筈の従一位錫切夢子の思惑も知っていながらスルーして野放しにするなど、掴めない部分も多い。
戦闘時に使用する神具は弓型の「黄竜ヨルムンガンド」を降臨させる。
神具カートリッジも相手の動きを制御する「月読命」、透明化する「天の羽衣」のようなトリッキーな技に加えて、雷撃を食らわせる「火雷大神」に超広範囲のレーザー砲「建御雷神」といった攻撃技も備えている。
レッドキーパー - ブルーキーパー - グリーンキーパー - ピンクキーパー
中野一花:作者の前作に登場する五人組の黄色担当。ちなみにイエローキーパーの中の人の妻が中の人を務めている。
※以降、ネタバレを含む記述があります。
本作に於いて性格面の闇が赤刎創星/レッドキーパーであるなら、技術面の闇は黄理谷真夜/イエローキーパーであると言っても過言ではない。
ドラゴンキーパーが使う本物の神具の開発や悪の怪人軍団を率いる幹部及びその配下の戦闘員の「生産」が自身の仕業であると匂わせており、作中での態度を見る限り、特に悪びれている様子も見えない。
特に神具に関しては「選ばれた人達」である「竜の巫女」五人を「世間に役立てるべき力を独占しているから」という理由だけで作り変えた存在であることを示唆させている。
「信じてもらえないかもだけど怪人は僕が作った」
怪人のみならず、その元となったであろう「怪獣」の製造にも関与していることも匂わせており、怪人保護協会が使用した怪人化剤を「怪人化の薬品でも復元したんでしょ」と発言している。作中年代の13年前のイエロー部隊にも怪獣らしき存在が確認されている。