概要
学園都市キヴォトスには、主要な住人である「生徒」以外にも「大人」と呼ばれる存在が存在し生活している。
本編の主人公である先生が代表。それ以外に登場する「大人」は柴関ラーメンの店主である柴大将のような二足歩行の犬や猫などの動物形態、カイザーPMC理事のような機械形態、あるいはゲマトリアのような人外形態が確認されている。
キヴォトスの「生徒」たちは人間形態の「女生徒」ばかりであり、これに対する「大人」たちはいずれも普通の人間の格好をしていない(カイザーコーポレーションの面々については外部装甲である可能性もあるが)。そもそも同じ種族なのかもはっきりしない。
もしかしたら「先生」も実は人間形態ではないのかもしれない。
「大人」に関する設定
シナリオディレクターIsakusanがサービス開始当初から明かしている設定として、作中における「大人」や「先生」や「生徒」はすべてゲーム内の独自用語である。
これらの単語は必ずしも一般名詞通りの意味内容を表してはおらず、「大人」についても同ディレクターのグローバル版公式インタビューでは「『大人』の概念は、実際には年齢と関係が無い」「(良くも悪くも)精神的に完成した存在」して説明されている。
公式設定としてヘイローは持たないが、キヴォトス内の存在であるモブNPC達については、生徒たちと同様、実銃で撃たれても「痛い」で済むレベルの頑強さを持っている。
2023年現在、人間の形状を持つ「大人」はゲーム内で確認されていない。
「生徒」と「大人」
上述の通り「大人」の概念と年齢に関係は無いと明言されているものの、作中においては(現実の定義としての)成人の扱いにも不明瞭な点が残っている。
イオリの小学生時代の卒業アルバムが存在すること、ノノミが中学を卒業して高校に入学していること、ホシノが1年生から3年生に育っていることなどから、作中世界でも進級や卒業は確認されている。
そのため理屈としてはいつか学校を卒業し、進学や就職したりと異なる道を歩むと考えられ、その先に親や家庭があっても不自然ではないが、言及はほどんどない。
NPCについては(親の姿は描かれないものの)親子連れの描写が存在し、アリウス自治区には世襲制があり、勘解由小路家には代々のしきたりも描かれるため、親子や血筋といった概念は存在するようだが、親そのものの描写および婚姻や出産などについては明らかでない。
同様にかつて「生徒」であった「大人」についても一切登場しておらず、敢えて描写していないのか、スマホゲームとしての都合か、世界観的な理由があるのか、現段階では謎に包まれている。
また先生や柴大将を除くとネームドで登場する大人は子供を利用しようとしたり騙したりする悪い大人がやたら多い。
ゲーム内に登場する「大人」
※イベント限りのチョイ役は割愛。
我らがプレイヤーの分身である「先生」。
キヴォトスの外からやってきたヘイローを持たない「大人」である事以外、経歴は謎に包まれている。
キヴォトスの外からやってきた、「先生」とは別の領域の存在。
キヴォトスの神秘を求めて生徒達を利用したりする為「先生」と対立関係にあるが、所属メンバーのほとんどは「先生」個人を高く評価し、好意的な目を向けてさえいたりもする。
民間軍事会社「カイザーPMC」の理事。
アビドスを借金漬けにした企業のトップであり、ゲマトリアと共謀して学園を陥れようとした。
カイザーPMCの幹部。不知火カヤと癒着した軍服姿のロボ。
カイザーコーポレーションの重役。杖をついたスーツ姿の老人ロボ。
柴犬の獣人でセリカのアルバイト先、柴関ラーメンの店長。
非所有を掲げる浮浪者グループ「所確幸」のリーダーを名乗る中年ロボ。
百鬼夜行商店街会長である猫の獣人。