概要
通称「モヤさま」。「2」と銘打っているが、「1」はない。
お笑いコンビ《さまぁ~ず》の二人と、テレビ東京の《大江麻理子》アナウンサーが町のモヤモヤしたスポットを訪問する。
いわゆる旅番組で扱われやすい観光名所は避け、マイナーで庶民的な場所を選ぶ。有名な町にいくこともあるが、名所は意図的に避けている。
歴史
始まりは2007年1月、90分の正月番組が放送されたことによる。
編成の都合で開いてしまった枠のための急ごしらえの番組で、東京都内のよく知らない町にさまぁ~ずがツッコミを入れながら回るというやっつけ感のある内容で、さまぁ~ずは朝からの二日酔いを引きずっているという有様だった。
しかしこれが意外にも面白くなり、視聴率は予想の3倍となる5.7%を獲得。
同年4月から金曜深夜でレギュラー化し、DVD化されるほどの人気を博す。
2010年4月から「田舎に泊まろう」に代わり、日曜のゴールデンタイムに進出。テレビ業界には《深夜番組がゴールデン番組になると内容が変わって失敗する》というジンクスがあるが、この番組は相変わらずの内容で放送を続けている。
内容・特徴
- 通りがかった一般市民と世間話をする。仕事場にお邪魔して、何か体験させてもらったりする。職人が相手だとたいていお土産に何かいただくので、視聴者プレゼントになる。
- おもちゃ屋で子供向けの玩具や駄菓子を買い、本気で遊ぶ。水鉄砲があるとたいてい水浸しになる。これらは収録が終わった後に視聴者プレゼントになる。
- 面に簡単なミッションが描かれた《とれ高サイコロ》を振り、出た内容を実行する。間が持たなくなったときの保険アイテム。
- 街中に《1000円自販機》があると回す。これは千円を入れるとランダムで何かが出てくるというもので、特番時代から何度も繰り返し登場するセミレギュラー。業者が明らかに番組を見ており、番組で出されたコメントを自販機に反映させ、会話のようになっている。
- さまぁ~ずの二人が大江アナにセクハラを働く。
- 町の庶民的な定食屋に入って、『孤独のグルメ』のごとく黙々と飯を食う。しばらく淡々と食事が進んでから三村が「しゃべれよ」とツッコむ。
- 深夜時代は公式ホームページが機能していなかったので、視聴者は意見を送るのにハガキを使った。
- ナレーションは人間ではなく、音声合成ソフトの《ショウ君》。
出演者
三村マサカズ(さまぁ~ず)
関連タグ
外部リンク
HOYA音声合成ソフトウェア VoiceText 公式サイト内、ショウ君コーナー
(この中の『「ショウ君」誕生秘話』で何故モヤさまでショウ君が使われる事になったかが語られている。)