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スペキオーサツヤハナムグリの編集履歴

2024-09-27 09:49:15 バージョン

スペキオーサツヤハナムグリ

すぺきおーさつやはなむぐり

西アジアに生息するハナムグリの一種。

概要

西アジアイランからトルコにかけて生息するハナムグリ。

和名でトルコホウセキカナブンとも呼ばれる。


シロテンハナムグリ属に分類され、学名はProtaetia speciosa。小種名のspeciosaはラテン語で「美しい」の意味。

ほとんどの場合、小種名の「スペキオーサ」が使われて流通する。


大きさは25mm前後で、日本のカナブンやハナムグリと同程度の大きさである。


和名にホウセキ、小種名に美しいと意味が付けられるように、金属調の色彩豊かな体色とツヤのある体表を持ち、世界一美しいハナムグリ(又はカナブン)と評される。

体色は構造色のため、見る角度と光の加減によって色彩が変化する。


成虫は非常に丈夫で、1年近く生きるといわれている。


成虫はカブトムシクワガタムシと同じく昆虫ゼリーを食べる。タンパク質を欲して共食いするとの報告もあるため、ゼリーは高タンパクのものを与えるとよい。


亜種

原名亜種(ssp.speciosa

表側が黄緑〜橙に変色し、縁部分に青がちらつく。胴体の裏側と脚は青くなる。


シアノクロラ亜種(ssp.cyanochlora

全体が青をベースに緑の変色が入る。特に、前胸の変色が強く出る。


ジュッセリーニ亜種(ssp.jousselini

頭部は前側が青く、後ろにゆくに従って黄緑にグラデーションする。

前胸と小盾板は赤くなり、上翅は黄緑をベースに青の変色が入る。

脚と体の裏側は青くなる。後胸の裏側、後脚の体節、腹部の先端に黄緑が入り、腹部の裏側は青をベースに緑に変色する。

亜種の中では最も色彩が多く、人気の亜種である。


ヴェヌスタ亜種(ssp.venusta

全体が黄緑色となり、リュウキュウツヤハナムグリのような色合いとなる。

国内に生体は流通していない。


マルケイ亜種(ssp.malkei

全体が緑がかり、青の変色がちらつく。

最もマイナーな亜種であり、上記のヴェヌスタ亜種同様、国内に生体は流通していない。


関連項目

ハナムグリ

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