技のデータ
初出 | 第9世代 |
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威力 | 120 |
命中 | 100 |
PP | 5 |
タイプ | ドラゴン |
分類 | 物理 |
範囲 | 相手1匹 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | 次の自分のターンまで、相手からの技が必中になりダメージが2倍になる。 |
概要
セグレイブ専用技。
その名の通り鋭利な背びれを前に向けて突撃を行うのだが、逆さになり凍った頭でスケートリンクをしながら相手に向かっていくという大胆な演出である。
一見ネタの様な体制だが、口から吐き出す冷気ブレスをジェット代わりに、体重を乗せた勢いをつける事で、割とシャレにならない破壊力を生み出している。
氷要素はあくまで移動手段だからか、この技自体はドラゴンタイプ。
セグレイブのメインウエポンとなるが、『身体を投げ出す無謀な突撃』とされ、代償として相手からの技が必中するだけでは無く、いかなる被ダメージも倍になってしまう強烈なデメリットを持つ。
その為、一撃必殺技も当然必中するので注意が必要。
同威力の「げきりん」とは非常に物理耐久の高いポケモンを相手にカモにされないという点などで差別化が可能。
特にダブルバトルではターゲットを自由に決められる点でこちら一択となる。
なお、フェアリー相手に無効化されたり「まもる」で防がれる等、技でダメージを与えられなかった場合デメリットは発生しないのも「げきりん」と同じ。
ゲーム内ではデメリットの効果があるのが次のターンと書いているが、この表記は正確ではない。
正確な効果は、次の自分のターンまで相手からのわざが必中&威力2倍、である。
先手で相手に「きょけんとつげき」した場合には後手の相手の攻撃が2倍になってしまうし、その次のターンに先制わざで先に攻撃されるとその攻撃もまた2倍になってしまう。
一方でそれは逆もまた然りであり、後手で相手に「きょけんとつげき」した次のターン、先制わざの「こおりのつぶて」を撃つことで、デメリットを帳消しにできる。
自身が「まもる」で攻撃を防いだり交代でカバーすることもできるため、意外とデメリットはごまかすことが可能。
ただし、セグレイブは素早さ80と特別速くもないが遅くもない数値なので確実に後手にしたいならこうこうのしっぽやくろいてっきゅうを持たせる必要がある。
余談
ヘドゴジの描写が仮に元ネタとすると、あくまで飛行する相手への緊急的な移動手段であり、幸か不幸かその後、怪獣王がこれを見せたことはないようだ。当然逆立ちもしていない。
対してセグレイブは種族レベルでこの技を攻撃として取得しており、なぜ滑るよう発達したのが尻尾でなく頭なのかの謎がある。また、本来は背後の敵に使う技なのかもしれない。