仮面ライダー作戦ファイル2
かめんらいだーさくせんふぁいるつー
概要
東映ビデオから1995年発売。
デストロン壊滅後に興った新たな悪の組織(GOD機関ではない)が世界征服の野望を達成するため、旧組織デストロンや仮面ライダーV3、ライダーマンについて研究・分析したデータベースと、オリジナル怪人を用いてV3と戦うシミュレーションモードを1枚のCD-ROMに収めたPCソフトとしてWin3.1版とMac版が販売された。後に同内容でセガサターン版、Win95版も発売されている。
データベース編ではデストロンの作戦や怪人、V3やライダーマンの能力が分析されている。『X』以降の作品とは一切関わりがないので、ライダーマンは生存を示唆されつつも行方不明扱いで、後述のシミュレーション編にも登場しない。
シミュレーション編は新たな機械合成怪人を用いてV3の能力を探りつつ、その打倒を目指すゲームとなっている。
その戦いの中でTV本編では未登場だった「V3・26の秘密」が解明されていくのも特徴。
シミュレーションでのV3・風見志郎の声は新録で原典と同じ宮内洋が演じており、特典音声として特別メッセージまで寄せている熱の入れようである。
「どこからでもかかって来なさい。V3は不死身だ! 私は必ず勝つ!」
首領の声は同じく納谷悟朗が担当。
かつてデストロンが進めていた新たな機械合成怪人製造のプロジェクトに関する資料を新組織が入手し、それを実用化したという設定である。
生物素材としてナマズ、オニヤンマ、オオカミ、合成機械としてチェンソー、ボーガン、ラジオが用意されており、それぞれを組み合わせて怪人を製造する。従って以下の9パターンの怪人が製造可能である。
これらの怪人の開発を担当していたのは(デストロン在籍時の)結城丈二だったという設定。V3を苦戦させるほど優秀な怪人が何体も含まれているだけに、本編のストーリーと関連づけるなら結城を失脚させた張本人がデストロンに与えた損失は大きかったと言える。
作戦
上記の怪人のいずれか1体を使って「挑戦」、「暗殺」、「誘拐」のいずれかを選択する。