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概要

CV:石田彰(アニメ版)

CV:高山みなみ(小)/千葉進歩(大)(ドラマCD版)

本作のもう一人の主人公

女主人公ロゼット・クリストファのパートナーの人畜無害の悪魔。

ロゼットが弟のヨシュアをクロノの宿敵のアイオーンから取り戻すために、利害関係の一致と信愛で、魂を動力源とする懐中時計を使い、魂の契約を結ぶ。

クロノはアイオーンにホーンを折られたために、自力では生気(アストラル)を補充できなくなり、ヨシュアはそのクロノのホーンをアイオーンに付けられたために、クロノの力である時間を凍結させる強力な能力を身に着け、咎人の一味となった。

普段は外見年齢12歳(人間目線)の少年の姿(ノーマル)でロゼットの持ち物を運ぶ係をしていて、護身用の二刀流の剣で戦うこともある。

懐中時計の封印のネジを解くと、正体の外見年齢20歳(人間目線)の青年の姿(トゥルース)になり、ロゼットの魂を糧として動く、ロゼットの手に負えない強力な魔物と戦う悪魔となる。

実は遥か大昔から生きていて、生気(アストラル)さえ使えば、人間であれば致命傷となる傷もゆうに再生できる。

懐中時計は、罪人時代の仲間のシェーダが作ったもの。

かつて、マグダレーナを間接的に死に追いやったため、二度と同じ過ちを繰り返したくないと思っている。

実はアイオーンとは双子の悪魔で、母親のリリスから生まれた。

ダブル主人公の片割れであるため、本作でのキャラ付けはハーレム主人公というよりは黒一点及び人外と人間の絆を強調する役で、ロゼットとマグダレーナ以外で明確に恋愛フラグが立っている女性はいなかった。

小クロノは男の娘の亜種のような描き方をされていて、大クロノは人外枠・最終兵器のような扱いであった(作者には「パーティーバランスが悪い」と突っ込まれていた)。

ロゼットとマグダレーナは、どちらも表向きは男女バディのパートナーだった。

余談

女性キャラの人気が高めの作品でありながら、二位のロゼットの人気を上回る人気投票一位を記録している。

初期設定では、クロノは「七つの大罪」の「怠惰」の悪魔、アイオーンは「傲慢」の悪魔の予定であり、大クロノ(トゥルース)が公式版から程遠い凶悪な性格だったこともある。

少年クロノ(ノーマル)の外見のコンセプトはネイティブ・アメリカンの少年で、バンダナはその名残り。

魅力的な女性陣に押されて目立ちづらいが、最終決戦のクロノとアイオーンの本気の戦いなど、男性陣のブロマンスも描かれており、アニメのOP・EDや原作のパッケージでは、アイオーンやヨシュアも男主人公のクロノ並に強調されがちで、男主人公以外の男性を不自然に排除している作品ではなかった。