速杉ハルカ
はやすぎはるか
CV:金魚わかな
概要
『ホクト』、『サクラ』夫妻の長女で、『ハヤト』の実妹。年齢は劇中当初は不明瞭であったが、65話以降で8歳である事が判明(それ以前は7歳と思われる)。彼女のみ青み掛かったショートヘアであり、祖父母の遺伝と推測されるが目元は父とそっくり。常にワイヤレスヘッドホンを身に付けているが、寝間着はマイクロフリースのパーカーとアイマスクを着用。子供用スマホも使うがサウスポーである。外出着も同型色のものと黄色のパーカーを着用。
話し方は語尾や敬語を付けず、某大手ネット掲示板の文章のような口調である(例えば「お父さん」でなく「お父」呼び。他人に対しては「アキタ氏」など「~氏」、女性では「~嬢」と付けて呼ぶ。また、「~なわけで。」や「~と思われ。」といった表現を多用するが、理由は後述)。兄とは対等に話しているものの、乗り鉄の話題にはついていけずオタクを通り超し変態レベルだと呆れる。家族の行動や趣味、嗜好は完全に把握済みと思われたが、母が歴女であったのは30話で初めて認知し兄が弄ばれてるのを察知するも、何時ものリアクションと異なる違和感を機敏に感じとり、内容の長さも覚えても、彼女の雷落下レベルのお小言は恐れた。
京都へ家族で赴く際は兄お薦めの『深川めし』や『常陸牛_牛べん』、『チキン弁当』ではなく『30品目バランス弁当』にし、『ハヤト』が新幹線車両基地から大宮へ戻る際に仙台土産は観光客が買う牛弁ではなくひょうたん揚げを注文。
父親と兄が『新幹線超進化研究所東日本指令室大宮支部』の関係者であるとは長らく知らされていなかった。 また母も知ってはいるが表向きは知らないを通していた為、『速杉家』で唯一シンカリオンの存在を知らされていない。『ホクト』が京都への長期出張に出た際は出発当日まで出張する事自体を話されておらず、本当の転勤先も知らない。出張中1回も連絡も寄越さず、浮気していると思い込み「ホクトさん」「速杉さん」呼びして父の表情を幾度も顔面蒼白に戦慄させ、仕事に向おうとする父を浮気相手と会うつもりだと勘違いし号泣して引き留める。
ハルカ「ダメェ!! お母、お父をこのまま一人で行かせちゃっていいの?
お父がいなくなって寂しくないの?」
サクラ「ハルカ!?」
ハルカ「うぅ…………ひっく…………
………お父、行っちゃイヤだよぉ!」
ホクト「ど、どうしたんだ!?。ハルカ?」
ハルカ「…………うわぁ~ん!
どこにも行かないで、お父!
ハルカ達を見捨てないでよぉ!
ハヤト「ハルカはお父さんが
浮気してるんじゃないかって
疑ってるんだよ」
ホクト「えぇ!!!?」
通話相手の『フタバ』を「!? このぉ、泥棒猫!!」と指差すなど普段のクールさを払拭させる行動に出るが、母と『西日本指令室 京都支部』へ入室し、そこで2人の真実を知る。その後も態度は表面上微妙に冷たいが、一緒に撮った写真を見て微笑んでいる辺りまんざらではない様である。
長い間、自分だけ真実を知らされていなかった件に関しては未だに拗ねている模様だが、『怪物体』と人知れず常に戦い続けている事には一定の理解は示し、戦いに身を投じている兄と父の身を案じていた。
何十万回も兄から鉄道知識を聞かされ続けていた為に、時刻表の意味や読み方も含めそれなりの用語も知っている。
『劇場版』では家族と『シャショット』を含め北海道へスキー旅行に出掛けている。此処で自身が好きなのはドラマであって特に『北の国から』をセリフも含めて好んでいた。そこで保護されたのは若かりし少年時代の父親で、独特の口調は彼から受け継いだものである。母の証言から確証を得ながらも、実際に逢って年齢と口癖が同じであったのに充分驚愕していた。それと同時に、自分達がよく知る父をとても心配していた。
続編では一家総出でイギリス・ヨークへと引っ越したが、携帯電話片手に英語を流暢に喋りながら海外ドラマに嵌まったと云う。