ジシンラー
じしんらー
概要
『電子戦隊デンジマン』第41話「史上最大の総力戦」に登場。
倒されたベーダー怪物の悪夢にうなされるヘドリアン女王のためにヘドラー将軍が誕生させた。ベルトのバックルの番号は「40」。
地中に高性能爆弾を仕掛けて起爆させ、その爆発により局所的な大地震を起こして“デンジランド”を壊滅させようと目論む。
その名の通り、腰を前後に激しく揺することでマグニチュード7~9の大地震を自在に発生させる能力を持つほか、巨大な岩に変身することも可能。
攻防共に常識外れの強さを誇り、『デンジブーメラン』の直撃にも耐える程。また、岩石を雨のように降らす『岩石シャワー』、さらにそれを相手の身体に纏わりつかせ爆破する『岩石爆弾』等の強力な技を多数持つ。左肩に付いた鯰はただの飾りではなく、口から破壊光線を放つことも可能である。
本編での活躍
デンジランドの場所を炙り出すべくマグニチュード9の大地震を発生させるが、そのデンジランドには耐震装置が設置されていたため失敗に終わる。
しかしこれを受けた電子戦隊が地層調査に乗り出したことを利用し、黄山を捕縛。
彼を基地へと連れ帰りデンジランドの場所を吐かせようとするが、口を割らなかったため牢へ監禁する。
黄山は牢を出て地図を描くフリをし脱走、デンジリングに内蔵されている『非常通信ロケット』を発射するが、これを奪い取ることに成功。
ヘドラー将軍はこれに偽のメモを付けてデンジマンに届け、集まったところにジシンラーを送り込み始末させる作戦を実行するが、ロケットが2度発射されたのをアイシーがキャッチしていたために罠であることを知られてしまう。
ついに決戦のため出撃したデンジタイガー/ダイデンジンをベーダー戦闘機と共に迎え撃つが、そこに乗っていたのはアイシーであり、裏の裏をかいたデンジマンに基地へ乗り込まれてしまう。
等身大に戻ったジシンラーは5人揃ったデンジマンと対決。地割れが起こるほどの大地震で攻撃するが、ブルーのデンジドリルに不意を突かれた上、『岩石シャワー』もダイデンジンの『岩石シャワー返し』で跳ね返されてしまう。
そこに放たれたデンジブーメランを受け爆散……したかに見えたが、直後に復活。
したのだが、放たれた電子稲妻落としを受け再び爆散。
その後は再び巨大化、ダイデンジンとの戦いでも『岩石シャワー』、『岩石爆弾』といった技を使い苦しめるが、左肩のナマズを攻撃され怯んだ隙に放たれた電子満月斬りで両断され倒された。
余談
デザイン画では左肩は火口になっていたが、造形段階でナマズに変更されている。デザインを担当した野口竜氏は造形物の変更に苦笑したと語っていた。