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HAL826の編集履歴

2024/11/19 09:25:27 版

編集者:mest127

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HAL826

はるはちにーろく

HAL826とは、ゲーム『ARMERD CORE VI FIRES OF RUBICON』に登場するACである。正式な型番は『IB-C03:HAL 826』。

概要

『ルビコンの解放者』ルートのネタバレにつき注意!!

恒星間入植船『ザイレム』における戦闘でシンダー・カーラを撃破し、アーキバスからの刺客をも返り討ちにしたC4-621エアは、バスキュラー・プラントへ突入を計ろうとする『ザイレム』を墜落させるべく、ラムジェットエンジンを破壊。進路を強制的に変える。

そうして一安心したのも束の間、突如として赤い光線が襲い掛かり、『ザイレム』表面を切り裂く。そして直後に621の耳に飛び込んできたのは、技研都市以降連絡がつかなくなっていた筈の、聞き覚えのある声だった。

「621…そこにいるのは…お前なのか…?」

「俺は…621…お前を……消さなければならない」

そこに現れたのは、ナニカサレタハンドラー・ウォルターを乗せたAC、アイビスシリーズ『HAL826』だった。

機体説明

『HAL826』は機体の正式型番を見て分かる通り、かつてルビコン調査技研が開発した、アイビスシリーズに名を連ねる兵器であり、最終後継でありながら唯一の有人操縦型ACとして開発された。

本機は指数関数的に増殖していくコーラルの破綻に備えて作られた「最後の安全弁」でもある。

機体のシルエットやカラーリングはナインボールを、後部が左右に大きく張り出したコアや拡張機能用の冷却ギミックがある脚部はホワイト・グリントを彷彿とさせるなど、そのデザインには歴代シリーズの最強格ACを思わせる要素がちりばめられている。

当初から様々な推測がされていたが、本人の告知からもデザイナーは河森正治氏であることが公表された。CGWORLD.jpのリンク

Xのリンク

なお、本機のフレーム一式はプレイヤーも使用可能で、「ルビコンの解放者」ルートの最終ミッション「ザイレム撃墜」をクリアすることで入手できる。

ただし、各種武装は3周目に解放されるミッションに隠されているパーツ、アリーナやハンタークラス昇格の報酬となっているため、個別に入手していく必要がある。

アセンブル

IB-C03H:HAL826かつて技研が開発した「アイビス」シリーズの最終後継、唯一の有人機として開発されている。高水準なEN防御と内部性能を持つ。
コアIB-C03C:HAL826かつて技研が開発した「アイビス」シリーズの最終後継、唯一の有人機として開発されている。姿勢安定性能にやや不安が残るもののジェネレーター関連の補助性能が高い。
IB-C03A:HAL826かつて技研が開発した「アイビス」シリーズの最終後継、唯一の有人機として開発されている。射撃性能が高めのインファイト向け。近接適性も低くなくバランスに優れる。
IB-C03L:HAL826かつて技研が開発した「アイビス」シリーズの最終後継、唯一の有人機として開発されている。積載性能、内部性能共に高水準な高性能二脚。
右腕武器IB-C03W1:WLT011かつて技研がコーラル技術を用いて開発した試作レーザー照射装置。1段階チャージで小規模な爆発を起こすレーザーを発射し、2段階チャージはマニュアルエイムで極太のレーザーを照射する。
左腕武器IB-C03W2:WLT101かつて技研がコーラル技術を用いて開発したブレード。溜め無しは前に踏み込みながら縦に斬りかかり、チャージでは極長ブレードのようなコーラルの奔流で薙ぎ払う。
右肩武器IB-C03W3:NGI006かつて技研がコーラル技術を用いて開発した低速、高追尾性能のミサイル。チャージで子弾が追加され威力が大幅に上昇する。
左肩武器IB-C03W4:NGI028かつて技研がコーラル技術を用いて開発したシールド。360度全てを防御する上に腕武器の使用に制限がかからないが、発熱量が大きいため再展開を繰り返す運用には不向き。
ブースターIB-C03B: NGI 001かつて技研が開発した有人AC向け試作ブースタ。最高のQB推力を始めとして推力に優れる反面、EN消費が大きい。
FCSIB-C03F: WLT 001かつて技研が開発した有人AC向け試作FCS。EN負荷は重いが全ての性能が平均以上の万能型。
ジェネレーターIB-C03G: NGI 000かつて技研がコーラル技術を用いて開発したジェネレーター。ENの回復開始が極めて遅い代わりに、EN切れからの復帰時に一気にENが回復するためENを使い切る立ち回りに向く。EN容量と出力共に高水準。
コア拡張機能ASSAULT ARMOR機体を中心としたパルス爆発を発生させ、敵弾をかき消しつつ広範囲にダメージと衝撃を与える。コーラルジェネレーターのためコーラル属性となり威力が上がっている。

本機はあくまで通常のAC規格で造られた機体のため、他のアイビスシリーズとは異なり、挙動自体は通常のACの範疇となる。

腕武器のコーラル照射装置とコーラルオシレーターのチャージ攻撃は派手な見た目に違わず回避が難しく、武装は全てコーラル属性のため機体の防御属性を無視してダメージを与える上、衝撃力と直撃補正にも優れるため油断しているとあっという間に撃墜されかねない。

ミッションで戦うと中々強力な機体だが、プレイヤーが使うとなるとかなり癖が強い。

右腕に装備しているコーラル照射装置はノンチャージは衝撃力はそこそこあれど火力は控えめで冷却も遅い。考えなしにバカスカ撃っているとあっという間にオーバーヒートしてしまう為、適度に休ませたり、一段階チャージを適度に織り交ぜなければダメージレースで不利になりやすい。またフルチャージは上記の通り、強制的にマニュアルエイムとなってしまい、スタッガー直前でもない限りは素早く動く相手にはまず当たらない。

左腕のコーラルオシレータもオーバーヒート時間が非常に長く、チャージ攻撃中は隙だらけなので必中させなければ大きな隙を晒す事となり、使い所を見極める必要がある。

そして肩に搭載しているコーラルミサイルは誘導ロック時間が最長かつ基本的にチャージ運用前提の性能でミサイル本体を命中させるには何かしらの補助も必要。コーラルシールドは360度防御の代償にシールドとしての性能がかなり控えめ。

ジェネレーターもENを敢えて使い切って急速回復させる事を前提とした性質上、いざという時にENが足りないという状況が起きやすく、使い熟すのが難しい…

と、乗ってみるとビックリするくらい扱いづらく、全体的に難が目立ってしまっている。

そんな欠点をほとんど感じさせずに乗りこなしていたウォルターが如何に凄いかも実感出来るだろう。

しかし、確かに扱いづらいものの、コンセプトとしては案外理に適ったものであり、ハマれば病みつきになる高火力を持っている。

下記はその運用の一例。

肩のミサイルをチャージしつつ、コーラル照射装置のノンチャージや一段階チャージの射撃、コーラルオシレータによる通常攻撃で牽制して衝撃力を蓄積。

ミサイルのチャージが完了したら一旦敵と距離を取り、ミサイルを射出したら距離を縮めてインファイトへ移行。

敵が突っ込んでくるようであればアサルトアーマーでカウンターし、敵の攻撃は高性能なQBで回避、ENの容量が減ってきたら高い上昇推力で空中へ避難して敢えてENを使い切り、自由落下とシールドを交えて被弾を最小限に抑えつつENを急速回復させる。

敵が隙を晒したらすかさずコーラルオシレータによる長大なリーチのチャージ攻撃を繰り出し、その攻撃中に照射装置をチャージ。

敵がその一撃でスタッガーorスタッガー直前まで追い込んだらチャージした照射装置で高威力の追撃を行う。

使い熟すにはかなりの習熟を必要とするが、その性能を十全に発揮出来れば、他には出来ない芸当も可能となり、「アイビスシリーズの最終後継」の名に違わぬロマンに溢れている。

関連タグ

ACVI ハンドラー・ウォルター

ルビコン調査技研:本機を開発した組織。

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