概要
流麗なツインリードギターと高音シャウトが特徴。
元々はブルース系のバンドだったが、1980年頃から重厚なハードロックと過激で疾走感の溢れるパンクロックなどが混在した音楽性を「へヴィメタル」として確立させた。
また、今日でもメタルのシンボルとされている「レザー&スタッズ (SMファッション)」を初めてHR/HM界に持ち込み、エンターテイメントとしてもこれまでの常識を大きく覆した。
主なメンバー
「メタル・ゴッド」の二つ名を持つ生きる伝説。詳細は個別記事を参照。
グレン・ティプトン (ギター)
ツインリードギターの一角。音楽面でもイニシアチヴを発揮。
リッチー・フォークナー (ギター)
脱退したK.K.ダウニングの後任として2011年に加入。
イアン・ヒル (ベース)
初期からのメンバーで、他メンバーを引き合わせたリーダー的存在。
スコット・トラヴィス (ドラム)
1990年に加入。それまではドラマーの入れ替わりが多かったが、幼い頃からのファンということもあり、ロブの目に留まった。
K.K.ダウニング (ギター)
2011年に脱退。それまでのツインリードギターの一角であり、ファンからは惜しむ声が相次いだ。
その他
- ロブが半ば「自分探し」のような形で脱退していた1993年~2004年は、HR/HM界全体も含めて「暗黒時代」と呼ばれたりする。それを埋めるかのようにグランジというヘビメタの派生ジャンルがNirvanaらを中心として流行した。
- 初期頃のミュージックビデオはキャッチーさを前面に出したB級感の漂う怪作が多い。Wikipediaを参考にようつべで探そう!
- 萩原一至はこのバンドの熱狂的なファン。その様子はBASTARD!!-暗黒の破壊神-内で垣間見れる。
- 1985年にネバダ州で彼らの曲の一つHERORS ENDを聞いた若者2名がショットガンで自殺すると言う事件が発生しており、その翌年の1986年にJudasPriestとレコード会社が二人の遺族に訴えられて裁判が起こっている。